06/12/02 05:36:15 MW6h8BO9
2日朝日新聞 東京版
「荷車引く馬に悲しい思い出」 原みどり 会社員(盛岡市 57歳)
ばんえい競馬の廃止に賛成です。なぜなら、残酷だからです。
重すぎる荷物を引いて、ムチで叩かれて、あえぎあえぎ坂を上る馬の姿に悲しみを覚えます。
幼い頃、街には荷車を引いて歩く馬の姿が時々見られました。冬にはそれが馬ソリになります。
雪が積もっているうちは良いのですが、春先、街中の道は雪が解け始めます。ソリは進みません。
馬方さんは道路脇にわずかに残った雪を、ソリの前に置きますが、限界があります。
あとは馬をムチ打つだけです。馬は進もうとするのですが、ソリは動かず、頭を上げて鳴きます。
まだ小学生にもなっていなかった私には、どうすることもできず、ただ「かわいそうに」と思って見ているだけでした。
今でもあのときの目が忘れられないのです。ばんえい競馬はそのときの光景につながってしまうので、
以前からやめてほしいと思っていました。
今回の廃止案は、経済的な理由によるものですが、理由はともあれ、廃止されることは、私にとっては朗報です。
文化を重んじることは、もちろん大切ではありますが、記録にとどめるだけにしても良いと思います。
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関係者の生活に関わる問題を「朗報」といっているあなたも残酷。
それに廃止が決定すると大多数の馬が屠殺されることが必至なのだが、それは残酷じゃないとでも?