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28日朝日新聞 東京本社版
「ケンカ論法で平和得られぬ」 契約社員 島田孝一(東京都練馬区 62歳)
「核議論自体に封印は不必要」(18日)を読みました。麻生外相や中川自民党政調会長の核に関する
発言を批判するのは、発言すること自体を否定することになりおかしい。とのご意見でした。そし
て発言内容の誤りは、議論によって論理的に正すべきだと。しかし、麻生、中川両氏の発言に対す
る批判の多くは、核保有が相手への抑止力となったのは、東西冷戦下においてであって冷戦体制崩
壊後は、核がこれ以上拡散しないように世界が努力する時代に入ったということだと思います。両
氏の発言に対する議論は成立していますし、十分論理的だと思います。麻生、中川両氏の主張は相
手ば武器を持ったら自分ももって当然だというケンカの論法に思えます。今、世界中が必死になっ
て戦争をなくそう、争いの種を減らそうと努力すべきです。国民を守るためのケンカなら道具を持
つことも辞さない、と発言することが、当然というのでは、あまりにも幼い考えではないでしょう
か。私は核武装の論議は、あくまで核兵器廃絶に向けてのものであるべきで、平和目的のエネルギ
ーとしてのみ利用されるべきものだと思うのです。