06/11/26 18:25:37 nLqd4ct+
26日 名古屋版
基本法改正は議論を深めて
大学教員 長谷川弘基(岡山県総社市 45歳)
安倍首相、本当にいいのですか。
あなたが日頃大切にしたいと言っている日本の将来の教育に関して、なぜこんなに拙速に事を進
めるのですか。
子どもたちの未来に重大な意味を持つ教育基本法改正案を十分に議論を深めないで可決してし
まって、本当にいいのですか。
改正案の議論の中で、権利ばかりを主張して義務を怠る人間の増えたことが現在の日本の欠点だ
と、改正案を推進する陣営は言いますが、それは本当に確かですか。「伝統文化を大切にし、郷土と
国を愛する」と、学力は向上し、いじめは解決するのですか。公共心の育成と「自由と平等を求める
権利」は背反しますか。それでは、フランス革命の理想は「公共」とは相いれませんか。
むしろ、現在の日本の社会のひずみモラルの低下は、人々が他社の権利を侵害しているためで
す。社会が荒廃するのは誰もが平等に持っているはずの権利、基本的人権がないがしろにされてい
るからです。
教育の荒廃に限れば、現行の基本法の精神が行き渡っていないことこそが問題なのではありませ
んか。
教育の根底をなす法律を作るのに時間をかけることは恥ずかしいことではありません。首相、何を
そんなに慌てているのですか。
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どう見ても慌ててるのは貴方なんですが・・・