06/11/22 10:08:54 dK5IMnTH
基地外というほどでもありませんが
11月21日付茨城新聞 県民の声
「住民の知恵で鉄道利用策を」 水戸市 団体職員 ○○清 71歳
県内から鉄道を急ぎなくしてしまう考えしかない行政に失望した。私はウオーカーとして
つくばりんりんロードをよく歩く。片道40㌔の安全ウオーク道路など日本国中ほかにはないし、
ぜいたくな道である。だが私は電車が走っていたら、そのぜいたくはいらない。電車の方が便利だから。
日立電鉄線がなくなり、常陸太田市の住民から常磐線が遠くなってしまったと嘆く声を聞いた。
湊線、龍ヶ崎線にも同様の危機が迫っている。かつて地域発展のために住民こぞって大喜びした公共の鉄路を
車の所有だけでなくしたら、新しい陸の孤島を生むだけ。江ノ電でさえ廃止の危機があったと聞いた。
住民の利用策が実って今は元気な線である。声を上げる高校生だけに廃線阻止を任せてよいはずもない。
皆年を取る。自家用車の操縦は続けられない。代替バスは混雑の道路を行き、採算を言う。そこで今、
住民の知恵で利用度向上を模索し、収益増加に目を向けよう。水戸歩く会は12月、カシテツに乗り
3つのヘルスロードを歩く。会員で関心と意識を高めたい。
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ウォーカーなのに電車があったら歩きたくないという先制パンチで笑わせていただきました。
ちなみにカシテツというのは利用者減少で廃線の危機にある鹿島鉄道(私鉄)の事で、
社長が「血税を無駄にするべきでない」と県や市の財政支援を拒否、
さらに支援団体が5年間で上限6億5千万円の支援を決定したものの、鹿島鉄道の試算では
経営を続けるには約11億円の支援が必要で、社長が「6億5千万円の支援を受けても経営は困難である」
と回答し存続の意思が無い事を示しております。通学の足として利用している高校生が存続を訴えている、という現状。
TXの開業も利用者減少の一因となっているそうです。
この爺さんは「鉄道は全部JRで、行政の管理下にある」とでも思っているのでしょうか。