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テレビ朝日「カネ」と「女」 【週刊文春 2006.7.6号】
局に36年間を捧げた社員が実名告発 原地 隆 テレビ朝日 元関連企業部長
「国税調査8カ月」「セクハラ事件隠蔽工作」を全て明かす
URLリンク(rounge.hp.infoseek.co.jp)
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・・・ところがこうした好調の裏で、実は社内はテレビ朝日“開局以来の不祥事”の発覚に
戦々恐々としている。
人気番組『奇跡の扉 TVのチカラ』の担当者、Kプロデューサーの“巨額不明金疑惑”である。
昨年11月、テレビ朝日に国税の調査が入った。2年に1度の税務調査は通常1週間から
10日程度で終わるが、今回は3月末まで長期間に及ぶものだった。
このこと自体が異常ともいえるが、その聞き取り調査から、国税がKプロデューサーの金銭
の使途、下請けの制作会社との関係について強い関心を持っていることがわかった。
(略
Kの豪遊に注目した国税が調査したところ、Kが制作費を水増し発注し、その見返りとして
制作会社数社に「接待費」を持たせているという疑惑が浮上した。
(略
社内では、水増し発注された金額はこれまでに判明しているだけでも1億3千万円を上回っ
たといわれている。
(略
ほとんどの社員は知らないが、実は、いったん引き揚げたはずの国税は、連休あけから
再びテレビ朝日の調査に乗り出している。
(略
現在もなお、社内に陣取る国税の本格的な調査は続いている。調査は実は、昨年11月
から8カ月にも及んでいるのである。(以下略