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大分大 サービス残業140人 時間外1924万円支払いへ
大分大(羽野忠学長)は11日、事務職員140人がサービス残業を行って
いたとして、時間外賃金計1924万円を支払うと発表した。8月給与に加算
する。
大分大人事課によると、大分労働基準監督署が5月30日、同大医学部総務
課(由布市)の時間外労働の定期調査を行った。その結果、職員が残業予定時
間を記入して上司に提出する「時間外勤務命令簿」の時間より、業務パソコン
の稼働時間の方が、最大で日に2~3時間長いとわかった。
このため、労基署から全事務職員の1~4月分の勤務実態の調査を行うよう
指導を受けた。大学は、事務職員らに時間外勤務命令簿を再提出させた。それ
に基づき、正確な労働時間と残業代を算定した結果、140人が、当初の申告
分より毎月平均15時間増の残業を行っていたことが判明した。
(2006年8月12日 読売新聞)