06/06/29 21:35:49
関東甲信越 花子
税務署職員138万着服 旅行積立金など
停職1か月処分、本人は依願退職
関東信越国税局は28日、職員の懇親旅行の積立金など約138万円
を私的に流用したうえ、8日間無断欠勤したとして、県内税務署の男性連
絡調整官(43)を停職1か月の懲戒処分とした。調整官は同日付で依願
退職した。
同国税局によると、調整官は、複数の法人課税部門の調整を図る幹部
職員。昨年11月から今年4月までの間に、同部門の職員約30人の旅行
積立金約132万5000円と、幹部職員の懇親会費約5万4000円を着服
した。
調整官は、積立金を管理する立場にあり、旅行の時期が迫った今年5
月17日から26日まで無断で仕事を休んだ。このため、国税庁の監察官
が、税務署内の調整官の机や周辺の所持品を調査。その結果、積立金
用の封筒の中に現金がなく、調整官に事情を聞いたところ、私的流用を
認めた。親族が既に全額を弁済している。
調整官は「発覚を恐れて無断欠勤した。(流用した金は)借金の返済や
パチンコなどの遊興費に充てた」と話しているという。
同国税局の岡田昌明・国税広報広聴室長は「税務職員としてあるまじき
行為で、国民の信頼を裏切り、誠に遺憾。深くおわびする」と話している。
(2006年6月29日 読売新聞)
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