05/10/11 19:21:46
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◇県教委発表
県教委は４日、庄内地方の県立高校の男性教員（５１）が、自校の女子生徒にホテルや車中で抱きつくなどしていたと発表した。
９月３０日には、県立山形南高校の男性教員が強制わいせつ致傷容疑で逮捕されたばかり。
佐藤敏彦教育長は、４日の県議会運営委員会で「あってはならない不祥事が重なり残念極まりなく、県民の皆様に誠に申し訳ない」と陳謝した。【山根真紀】
県教委によると、昨年１２月ごろ、教員が休日に「ドライブに行こう」と生徒を呼び出し、ホテルで抱きついたり手を握ったりした。
その後も３回にわたり、学校帰りに自分の車に乗せ、車中で同様の行為をした。
教員は同１０月ごろから、生徒の携帯電話にメールを送るようになり、次第にエスカレート。生徒は最初返信していたが、
毎日メールが届き、気持ち悪いと感じるようになっていたという。
今年８月末、学校関係者からの学校への情報提供で発覚。
県教委が教員から聞き取り調査をするなどして、事実関係を確認した。
生徒は「先生だったのではっきり拒否できなかった」などと話しているという。
同校校長は「穏やかな性格で、生徒の指導も熱心にし、無断欠勤などもなかった。
今回のことは教員としても、人間としても許されない行為。非常に残念」と話した。
教員は行為を認めた９月１７日以降、自宅謹慎している。
「生徒に好意を持っていた」と話しているといい、県教委は処分を検討している。
１０月５日朝刊（毎日新聞） - 10月5日16時10分更新