05/12/31 17:47:56
ご関係者の皆様
今般の耐震偽装事件について、弊社が認識する発覚からの経緯を一覧表にまとめました。
この経過の一覧は、被害に遭われた住民の方々からも公表するべきだとの要請があり、
国土交通省の緊急調査委員会においても経過の提出を求められました。
事件の全容解明に資する情報だと思いますので下記のURLをご参照頂ければと思います。
URLリンク(www.ehomes.co.jp)偽装事件発覚の経緯.pdf
弊社は、偽装事件において被害に遭われた住民の方やホテル経営者の方には、事件の全
容解明によって責任の所在が明らかになることが一番の救済に繋がると考えております。
弊社は、この事件に関与して知りうる事実を適切に開示していきます。
次に、制度上の不備という点では、大臣認定の構造計算プログラムが結果として編集改
ざんされるシステム(業務方法書)において性能評価され大臣認定されてしまったこ
とです。
よって、弊社は、まず第一に、構造計算プログラムが編集改ざんされないシステムの開発
を実現します。
そして、確認検査業務の審査体制における質的かつ量的向上を達成すると同時に、住宅性
能評価の利用や、デューデリジェンス、家作り日記やパトロールなどのサービスの普及を
図り、欠陥工事を未然に防ぎ、二度とこのような事件が生じないよう建築行政の基盤整備
に貢献し実施して参ります。
弊社は、この事件の第一公表者です。当初、弊社だけが偽装を見抜けなかったとの報道が
続き、また、確認検査機関の審査ミスがあったのではないかという事実と違う報道の結果、
大きく信頼を失いました。
しかし、危険な建築物に居住する方の人命確保を最優先して公表をしたことに一切の迷い
はありませんでした。
そして、一切の後悔もしておりません。私どもは、被害者の救済のために努力し、有効な
再発防止対策を実現し、着実地道な業務の遂行によって信頼回復につなげるようにスタッ
フ一同が全力を出し人知を尽くして参ります。
イーホームズ株式会社
代表取締役 藤田東吾