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滑走路横断男は不法滞在 警視庁が逮捕、強制送還へ
全日空機の機内清掃アルバイトをしていた中国人の男が８日に羽田空港の滑走路を無断で横断し滑走路が一時閉鎖されたトラブルで、この男のビザの滞在期限が切れていたことが分かり、警視庁東京空港署は１９日までに、男を入管難民法違反（不法滞在）の容疑で逮捕した。
男は金賢容疑者（２２）。同署は１９日、強制送還のため身柄を東京入管に引き渡した。
調べによると金容疑者は、２００３年４月に就学ビザで入国、今年４月にビザが切れたのに、そのまま滞在した疑い。
全日空機のグループ会社から機内清掃の委託を受けている会社で、昨年７月からアルバイトをしていた。同社は「外国人の滞在期限は把握しているが、今回は見落としていた」と説明している。
（共同）
（2006年07月19日 20時31分）
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