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【野球】W杯とイ・スンヨプがうらめしい韓国球界 (朝鮮日報 7/4)
一つを得れば一つを失う。
これは最近大活躍しているイ・スンヨプ(読売ジャイアンツ)にまつわる話だ。連日の猛打爆発で、韓国のファンを喜ばせているイ・スンヨプ(読売ジャイアンツ)。その一方で韓国のプロ野球人気はさっぱりとのことだ。
ワールドカップ・ドイツ大会の影響でめっきり観客が減っているうえに、同じ時間帯にイ・スンヨプが日本列島を沸かせる大活躍。そのせいか韓国のプロ野球人気が相対的に落ち込みを見せている
まず、観客動員数が著しく減少した。今月2日、256試合を行った時点での総観客入場数は164万8,135人で、1ゲーム当り6,438人。昨年同期の総観客入場数は199万5308人、1ゲーム当り7,794人であったことに比べると、約17%減少している。
5月まで上昇していた観客入場数が、W杯の開始とイ・スンヨプの活躍で減少に転じた。
各チームの監督や球団関係者は空席の目立つ観客席を前に「W杯で盛り上がっているうえにイ・スンヨプまで活躍しているので、球場に足を運ぶ考えはないみたいだ」とぼやいている。
これと同じ現象は、衛星放送のスポーツ中継の視聴率にも顕著にあらわれている。放送関係者の話によると、イ・スンヨプが出場する巨人の試合の視聴率が同じ時間帯の韓国プロ野球の視聴率をはるかに上回っているという。
ある視聴率調査機関によると、巨人の試合の生中継を放送しているSBSスポーツチャンネルが6月まで3ヶ月連続で衛星放送スポーツチャンネルのうち、占有率と視聴率で1位にランクした。KBS SKYはもちろん、MBC ESPNも抑えた。
イ・スンヨプが出場する試合は3月31日の放送開始以降、現在まで平均視聴率3%と高水準を維持しており、1%台にとどまっている韓国プロ野球の視聴率に大きく水をあけている。
韓国プロ野球の場合、全国的に幅広いファン層を確保している起亜(キア)‐サムスン戦が辛うじて2%に近い視聴率で面目を保っている。
ノ・ジェヒョン記者 『スポーツ朝鮮』
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