06/06/02 17:46:56 4SkWQJQj
>>55,101
ご報告遅くなりました。31日に信濃毎日に電話しまして、本日ご回答をいただく約束でしたのでこのスレへのご報告は
その結果待ち状態でしたが、先ほど文化部の担当者より「チャルモゴッソ信州」欄の執筆者の正式なご回答を電話にていただきました。
電話の具体的な内容はスレ違いになるので省きますが、質問内容は
1,養殖海苔の技術は文禄の役の頃に朝鮮からもたらされたその根拠になる文献なり根拠を教えていただきたい。
2,ごま油に殺菌作用があると言うのは間違いなので訂正記事を掲載していただきたい。・・・の2点です。
まず、2ですがごま油には殺菌作用はやはり無いのでその訂正を次回(6月第4土曜日)の「チャル・・・信州」にてする予定、とのことです。
ただ「殺菌作用はないが抗酸化作用(つまり劣化しにくい)はあります。」とのお話でした。
でも何だかウリの意見は正しくはないが間違ってはいない、という例のパターンみたいな気がしました。
どのような訂正内容になるのかナ、という感じです。信濃毎日の購読者の方、ご注目あれ!
次に肝心の2ですが、根拠となる文献は鄭大聲(ちょんでそん)著「朝鮮食物誌」 柴田書店 (昭和54年初版)の216頁以降 ということでした。
ググってみたら鄭大聲氏は滋賀県立大学の教授らしい。地元の図書館に所蔵されているようので時間を見つけて内容を確認します。
実は質問の前に下調べの為、海苔業界紙の発行元に話を聞いたのですが、電話に出た方が「海苔の歴史」という業界や研究機関向けの
かなりボリュームのある書物の編集の責任者をされた方で「文禄の役頃に朝鮮からもたらされた、という話はこの業界には長くいるが
寡聞にして知らない」とのことでしたが・・・。納得がいかないので、広島県の心当たりのあるところに電話しましたが、専門の担当者が
不在でしたので来週また電話します。こうなりゃ毒を食らわば皿までも、って感じです。とりあえず以上です。