06/03/02 11:14:40 BUiWTXvU
>>203
かい人21面相事件の発端となったのは、江崎グリコ社長・江崎勝久氏(当時42歳)が昭和59年3月18日、
午後9時35分頃、自宅から誘拐されたことから始まる。江崎氏が子供2人と入浴中、突然2人組の男が浴
室に侵入し江崎氏を連れ去った。
第二幕は、ハム製造・販売の大手会社・丸大ハムだった。6月22日に犯人から丸大ハムに「グリコと同じよ
うになりたくなかったら5000万円を用意しろ」と脅迫文が届いた。
第三幕は森永製菓だった。グリコ製品同様に青酸入りの菓子をスーパ、コンビニ店に置き、森永に1億円を
要求した。が、指定された場所に現金を置いたが犯人は現れなかった。
第四幕はハウス食品だった。11月14日、ハウス食品に送られてきた脅迫状の指示通り、車に1億円を積ん
で名神高速道路の大津パーキングエリア内で金の受け渡しのため待機した。この時も、このパーキングで不
審な「キツネ目の男」が捜査員の数メートルのところまで接近していたが、その後見失っている。
この責任をとって滋賀県警察本部長が自殺するなど「犯人の思うような展開」に、社会は警察に対する非難
の声を上げた。
その後、犯人側から「もう、あきたから、ゆるしたろ」との収束宣言があり、その後完全に犯人の動きが無くな
った。目的は(動機)はいまだはっきりせず、信用を失った食品会社が工場閉鎖に追い込まれるなど、企業の
損害は甚大であった。裏で犯人側との取引があったのではないか、あるいは株操作で儲けたのではないか
などの噂があるが、いまだに推定の域をでない。平成13年、遂に時効となり、犯人・動機は永遠に謎のまま
となった。
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