05/11/17 02:43:39 68hk0A6p
チャングムが「砂糖じゃなくて柿を使っている」と答えるシーンがあったが、あの時代の朝鮮って、砂糖は一般的な甘味料ではなかったと思うんだが。
砂糖は高麗時代に元から入ってきたというが、一般に普及したのは遥か後の開化時代のこと。甘味料としては蜂蜜か水飴が一般的だったそうです。
朝鮮王朝初期は、貿易で琉球などから輸入していて、超高級品だったとか。
宮中が舞台のドラマとはいえ、女官に振舞う御馳走にまで砂糖が用いられた、というのもちょっと不自然に感じます。
ネットでストーリーを調べてみると、チャングムの母の最期の時、チャングムが食べさせたのが「野いちごの砂糖漬け」だったとか。これも余計不自然だと思います。
最下層の暮らしをしていたチャングム一家が、砂糖を日常的に使っていたとは到底考えられない。
ドラマの中で、砂糖ってどのくらいの頻度で出てくるんでしょう? 蜂蜜や水飴より多く出てくるようなら、時代考証に疑問を抱かざるを得ませんが。
まだまだ不勉強なので、私の考証も間違っているかもしれません。
朝鮮初期の砂糖の使用について詳しい方がいらしたら、ご教示ください。