05/11/08 14:33:48 UvLUPWxJ
最近、チャングムの誓いを見ました。TVでは、数十種類の香辛料が使われ、微妙な配合によって、薬膳
料理を作っていく様子があり、18世紀の朝鮮ってすごく料理が進んでいるなと関心させられました。
で、んなわけあるかと思いおもしろい文献を見つけました。
明治開化期の日本と朝鮮(9)
(参照公文書は1部を除いてアジ歴複写史料から)
宮本小一外務大丞、朝鮮国京城に行く
食事のことなど
炎熱の時節でもあり、その異様の臭いに堪えきれず、胃腸も慣れないこともあって食傷を恐れて箸を下す者が
稀であった。
なお、庶民のものは不潔で食べるべからずと言う。(宮本たちの食事はいわゆる宮廷料理と思われる。
味付けについて
たいてい胡椒と唐辛子を加えて調理しており、この2味を用いないものは無いも同然である。それゆえに朝鮮人
は咽喉への刺激により、一種の咽喉の病気を受ける者が多いと聞く。
米について
米は日本のものと似るが、粘質に乏しく日本の下等品よりも劣る
以上
上記の文献は20世紀のもので、いかにドラマとはいえ、一応、NHK側は史実に即しているというが、いかに
荒唐無稽かを思わざる得ない。しかも、味付けが胡椒と唐辛子だけってどんなまずいか想像に難くない。
しかも、宮廷料理!!あ、ありえないです。だとしたら、あのドラマは完全なフィクションですね。(笑)