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エアガン発砲４０件被告が自供 大阪・和歌山
大阪、和歌山の両府県で発生したエアガン連続発砲事件で、器物損壊罪などで
起訴されている住所不定、無職、上園健司被告（２５）ら３人が、両府県警の調べに
対し、約４０件のエアガン発砲を自供していることが９日、分かった。上園容疑者らの
グループが約100件の盗みを繰り返していたことも判明。両府県警は同日、裏付けの
取れた発砲５件の器物損壊容疑などで３人を追送検した。
追送検されたのは、上園容疑者のほか、同容疑で住所不定の無職、上松和広容疑者
（２７）と器物損壊幇助（ほうじょ）容疑で大阪市東成区の無職、森本尚憲容疑者
（２７）。自動車盗やブランドショップで窃盗を繰り返し、その行き帰りなどに
エアガンを発砲したという。上園容疑者は「撃つのが楽しかった」と供述している。
上園、上松両容疑者の追送検の容疑は、９月１日、大阪府堺市の阪神高速湾岸線を
乗用車で走行中、ほかの車に向けてエアガンを発砲して窓ガラスを損壊するなどした疑い。
森本容疑者は弾を渡すなどして手助けした疑い。
上園容疑者は数年前から趣味でエアガンを所持。今年春ごろから、仲間と窃盗を
繰り返すようになったという。大阪府内では今年８月以降、エアガン発砲が多発して
おり、府警などは、ほとんどが上園容疑者らの犯行だったとみている。
（2005/12/10)
URLﾘﾝｸ(www.sankei-kansai.com)
森本尚憲＝李尚憲