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-「捨てたのは私」愛犬恋しくてメール 動物愛護法違反 -
ペットの犬を公園に捨てたとして、大阪府警寝屋川署は８日、養護学校講師の男性（４０）
＝同府寝屋川市＝と、中国籍の短大留学生の女性（２４）＝同守口市＝を動物愛護法違反
の疑いで大阪地検に書類送検した。
調べでは、２人は９月２９日夜、「この犬をもらって下さい」と置き手紙を添えて、オスのダル
メシアン（生後５カ月）を寝屋川市の公園に遺棄した疑い。
近くの主婦（５２）がフェンスに鎖でつながれた犬を発見、同署に届け出た。同署は「故意に
捨てた意図が明らか」として、通常の拾得物扱いではなく、遺棄事件として捜査。チラシを作
って飼い主の割り出しを進めた。
拾った主婦から相談を受けた動物愛護グループが、ホームページに犬の写真を掲載して
引き取り手を募集したところ、留学生が「捨てたのは私です。もう一度、飼いたい」とメールで
名乗り出て、発覚したという。
２人の自宅はいずれもペット禁止だったが、共同で８月中旬にペットショップで３万円で購入。
留学生宅で隠して飼っていたが、大家に見つかり、処分を迫られたという。２人は「二度と捨て
ない。深く反省している」と同署に話し、１０月下旬に講師が犬を飼えるマンションに転居し犬を
引き取った。
動物愛護法は、犬や猫、ウサギなどを捨てた場合、３０万円以下の罰金を科している。
ソース ： 朝日新聞
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