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出入国管理法違反：ＩＴ技術者資格で入国し単純作業 不法就労の中国人摘発 ／東京
ＩＴ技術者として来日した中国人に単純労働をさせていたとして、東京入国管理局は
３０日、大田区の青果物流会社を立ち入り調査した、と発表した。同社で野菜の仕分けや
こん包作業をしていた中国人２３人を出入国管理法違反（資格外活動、不法残留など）
の疑いで摘発し、うち７人の身柄を拘束した。
摘発された中国人の一部は、技術者らに与えられる「技術」という在留資格を
持っていたが、実際にはＩＴ技術者としての能力が足りず、情報処理関連会社を
解雇されていた。この在留資格を悪用した不法就労事件が摘発されたのは、東京
入管管内では初めてという。入管関係者は「ＩＴ技術の低い人や技術者を偽装した
人の入国が増えている恐れがある」と警戒している。【森本英彦】
毎日新聞 2005年12月1日
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