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パチンコ店建築許可贈収賄事件：中川元県議に懲役２年求刑－－大津地裁 ／滋賀
パチンコ店の建て替えを巡り、あっせん収賄罪に問われた元県議の中川末治被告
（６１）に対する論告求刑公判が２９日、大津地裁（長井秀典裁判官）であり、
検察側は「強引かつ卑劣で、執よう極まりない」などとして懲役２年を求刑した。
弁護側は「不正なあっせんとは言えない」などとして無罪を主張し結審した。
起訴状などによると、中川被告は０１年、市街化調整区域内にあるパチンコ店の
建て替えが建築許可を受けられるよう、県の担当職員に対し「その配置しかないから
それで認めろ」などと言って不正を迫り、見返りとしてパチンコ店側から２度にわたり
現金計２００万円を受け取った。
判決公判は来年１月１８日に行われる。【深尾昭寛】
毎日新聞 2005年11月30日
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