05/11/26 15:51:53 LTwoweha
韓国船違法操業やまず 刺し網のブイ確認
松葉ガニ漁が始まった日本海で韓国漁船の違法操業が多発している問題で、
鳥取県漁協（伊藤美都夫会長）は二十三日から二十四日にかけて日韓の民間協議で
漁期を定めた隠岐島北方の暫定水域を現地調査。韓国漁船が仕掛けた刺し網のブイを
確認した。
調査は、県の試験船「第一鳥取丸」（一九九トン）に伊藤会長や沖合底引き漁船の
船主、県水産課の職員ら五人が乗船、二十三日夜に境港を出港した。
日韓で共同管理している暫定水域のうち隠岐島北方（北緯三六－三七度、東経
一三二－一三三度付近）の海域は、日韓の漁業者による民間協議で日本側が十一、
十二月、韓国側が一－三月に漁を行うことになっているが、日本では禁止されている
刺し網を仕掛けた目印のブイが七個浮かんでいるのが確認された。
また付近の海域では水産庁の取締船「はくりゅう」と「むろね」が警戒に当たっていた。
「刺し網漁を行う韓国の漁港はほぼ特定できる。抗議を強めたい」と、県漁協の
沢政幸漁政指導部長は語る。
視察を終えた伊藤会長は「水産庁が取り締まりを強化していたが、違法操業は後を
絶たない。暫定水域の資源枯渇は深刻で、向こう（韓国の漁業者）も必死なのだろう」
と感想。「せっかく民間協議にこぎつけても、守られなければ意味がない。資源保護を
日韓で真剣に取り組むべき」と政府間協議を含め問題解決を強く要請していた。
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