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指南役の4人逮捕
振り込め詐欺で愛知県警
組員らが警察官を装った振り込め詐欺事件で、愛知県警捜査2課と名古屋・中川署
などは24日、詐欺の疑いで東京都練馬区下石神井、指定暴力団住吉会系組員の
鈴木康史容疑者(26)ら無職少年(17)を含む4人を逮捕した。
4人は、同課などが7月に詐欺容疑で逮捕した同会系組員の無職鄭猛被告(24)
=同罪で公判中=ら3人の指南役。少年は「(振り込め詐欺で)10件以上は成功した」
と供述。同課などは総被害額は少なくとも1000万円近くに上るとみて、余罪を追及する。
調べでは、鈴木容疑者らは昨年9月上旬、東京都内に駐車中の車内から携帯電話で
、千葉県習志野市の主婦(59)に電話。同県警の警察官を装い「ご主人が事故を
起こした。相手の車には妊婦が乗っていた」とだまし、指定銀行口座に現金200万円を
振り込ませた疑い。
鈴木容疑者らは鄭被告のグループのうちの1人を同乗させ、せりふや口調など振り込め
詐欺のテクニックを指南。その実演として、この主婦に電話をかけ、だましていた。
◆電信為替の悪用が急増
振り込め詐欺では、転売目的で開設された不正口座が振込先に使われてきたが、
警察の取り締まり強化を受けて、郵便局の電信為替を悪用するケースが増えており、
今年1月から114件の被害が出ていることが愛知県警捜査2課の調べで分かった。
特に融資保証金の名目で現金をだまし取る手口で電信為替の悪用が目立ち、県警が
今年1月から把握した融資保証金詐欺の約3割に当たる106件で使われた。
速達の現金書留で現金を受け取る制度を利用し、郵送先を私書箱とすることで捜査を
及びにくくする狙いがあるとみられる。
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