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南区の放火・殺人未遂:男に懲役12年求刑--地裁 /京都
南区の知人方に火をつけて全焼させ、現住建造物等放火と殺人未遂などの罪に
問われた住所不定、無職、鄭茂被告(55)の論告求刑公判が21日、京都地裁
(氷室眞裁判長)であり、検察側は「被害は極めて重大」などと懲役12年を求刑した。
起訴状によると、鄭被告は知人の会社員男性と家族の殺害を計画。今年6月12日
午後8時20分ごろ、男性方の玄関内にガソリンをまいて火をつけ、木造2階建て
住宅延べ約110平方メートルを全焼させたが、在宅していた男性の妻と長男は
2階ベランダから避難した。
検察側は論告で動機について「男性の態度が冷たいなどと一方的に憤りを募らせ、
逆恨みというほかはない」と指摘。唯一の出入り口の玄関にガソリン4リットルを
まき、刃渡り21センチの包丁を持ち待ち構えていたことなどから「少なくとも
未必的な殺意はあった」とした。
弁護側は「未必的殺意もなく、殺人未遂は成立しない」と訴えた。【太田裕之】
毎日新聞 2005年11月22日
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