05/11/22 10:54:56 ZlJHKijc
このように、客寄せ用の大量出玉台を打つ「サクラ」「打ち子」を、あたかも
パチンコ店が探しているように装い、その募集をする業者が増えている。業者とは
無関係の適当な店名と架空の「サクラ台」を応募者に教え「出玉の５割分は報酬です。
必ず出る台だから稼げます」とアピール。契約時に保証金、登録料を払わせ、応募者
がその台で打って損しても「打ち方が違う」などとかわしたり、より高確率の情報が
あるとして追加出費を求めるなどの手口が目立つ。
全国約１万５０００店が加盟する全日本遊技事業協同組合連合会（全日遊連）では
「ホールがサクラを募集することはあり得ないし、１００％詐欺と認識している」と
話す。今年に入って被害者らからの問い合わせが目立ち始め、多い時期は毎日寄せら
れるという。全日遊連では「『サクラ・打ち子』勧誘詐欺に注意！」としたポスターを
作り、加盟店などに掲示。注意を呼びかけている。
都消費生活総合センターによると、サクラ詐欺の相談件数は最近急増しており03年は
０件だったのが、昨年は11件、今年はすでに22件。多額の金を業者に払ったが、結局
玉は出ず泣き寝入りするパターンが多く、被害額は「平均約54万円、最高で３３０万円
払った人もいた」（同センター）という。被害は全国に広がり、先月には青森県弘前市の
主婦（58）が計約77万円をだまし取られたとして被害届を出している。
業者は雑誌やインターネット、ダイレクトメールなどで宣伝。ネット上では「打ち子募集」
掲示板もあり「栃木県で打ち子募集。月１５０～２００（万円）程度は稼いでもらってます」
などと書き込まれている。雑誌広告で「サクラ」募集していた業者は「悪い業者もあるようだが、
うちは勝てる台、負ける台を自分で探す方法を教えているだけ」と詐欺を否定した。
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