06/02/28 22:00:29 M3LhtVq4
TGVスレで予告した「満州国」見聞記 ハインリッヒ・シュネー著
その中の一部分である日本の植民地、朝鮮を追々と紹介します。
ハン板で言われる事象に、ソースが付くかもしれません。
なお、大した事とない部分は要約致します。
6月28日18時にコンパーメント付特別列車で北京を出発した。
前方に装甲列車が走った。沿線のいたる所に満州国の警官が、銃を構え、敵襲に備えて
いたが幸い何事も無く、背後に山々が連なる大豆と高粱の畑の中を通過した。
どの停車場にも日本兵が警備にあたっていた。錦州を過ぎると夜になり奉天に着いた。
奉天のホテルでドイツ留学経験のある日本人の教授とドイツ人数人のメンバーで構成される
日独文化協会の会合に出席して、朝鮮総督府が提供した映画が上映された。この映画は朝鮮の
風景、険しい山頂で有名な金剛山、仏教の僧院、それに朝鮮人の生活などを収録されていた。
この後の数行はTGVスレパート166の929で紹介してますので略
ところでこの映画は、現存しているのだろうか。していたら大変貴重で日本にとって良い結果になると思うのですが
われわれは朝鮮総督代理の副総督や、軍民関係の代表から挨拶を受けた。
日本の民間代表者は黒服シルクハット姿で現れ、欧州人も大勢来た。英米仏各国の領事たちや
フランス人の司祭や僧もいた。この朝鮮と言う重要な場所で、旅行中初めて
ドイツの代表者に会わなかったのは奇異であった。
取りあえず今回は、ここまでで、続く