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最後の皇帝・純宗の葬儀フィルム、国内で発見
朝鮮王朝の最後の皇帝純宗(スンジョン)の葬儀(因山=国葬)の様子を収めたフイルム(動画)が
国内にも存在することが確認された。
KTV(韓国政策放送)が保管しているこのフイルムは、白黒35mmで7分15秒に渡って撮影されたもの。
これまで純宗の葬儀フイルムは、ソウル市立大のソウル学研究所が1994年米サウスカリフォルニア大
で発見した計4分40秒の16mmのフイルムが唯一のものとされていた。
純宗の逝去(1926年4月25日)の後、 昌德宮で公式的に弔問客を迎えた1926年6月6日から、
葬儀が行われた同年6月10日までの過程を盛り込んだ画面に、政府樹立10周年を記念して
1958年弁士の声をダビングし製作したものだ。
しかし、このフイルムを誰が撮影したのかと、 KTVが保管するようになった経緯についてはまったく
分からない。初期画面に製作者を示したような「不二貿易株式会社」と書かれているだけだ。
KTV映像広報院のホン・ジョンピョ氏は「広報処国立映画制作所時代から保管されていたと聞いている」
とし、「KTVが運営するインターネットサイトの『国家記録映像館』に、最近このフイルムを動画で
アップロードしておいた」と話した。
フイルムは 昌德宮に日本側の弔客団が車で入場し、皇室側でこれを迎える様子から始まる。
これに続き、 昌德宮の正門である敦化門から鐘路などを通る葬儀の行列と奉訣式(告別式)が
行われた訓練院(現東大門スタジアム)などが撮影されている。しかし純宗皇帝の王陵である
京畿道南楊州市の裕陵は映っていなかった。