05/07/22 23:01:55 I1Ew12bK
本の話じゃないんですけど、今朝の読売新聞の7面に「つくる会の教科書を採択
しては駄目ニダ!」っていう趣旨の意見広告が出てますね。
参考のために、全文を up しときますね。
---
ともに東アジアの平和の担い手へ
扶桑社版歴史教科書の採択を憂う韓国市民の思い
平和を願う日本の友へ
この文は皆さんと真の友人になりたいと願う韓国市民からの希望と友情の手紙です。
韓国と日本は数千年にわたって近しい隣人として過ごしてきました。両国は二〇
世紀初めに支配と被支配の不幸な歴史も経験しましたが、いま私たちの前には
新しい日韓関係の可能性が芽生えています。一日に一万人以上が両国を行き来
するほど、私たちの距離は狭まりました。日本の歌を口ずさむ韓国の若者や、
「韓流」ブームの主役となった日本の女性たち誰もが、お互いを身近な存在として
感じるようになりました。
ですが、韓国の私たちは時に悲しい思いにかられることもあります。韓国の人々
が忘れたくても忘れられない歴史の痛みに、再び傷を与える出来事のためです。
歴史を歪める日本の政治家の発言に、つらい体験をした私たちの両親や祖父母は
心を痛めます。過去の侵略戦争や植民地支配を正当化する歴史教科書の登場は、
子どもたちに不幸な歴史を引き継がせてしまうのではないかという恐れを抱かせ
ます。
私たちは、過去にとらわれるためではなく、和解と友情、平和な未来をひらくために、
歴史を知ることが大切だと信じています。「知らない」ことが、時に人の心を深く
傷つけてしまう場合もあるからです。