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★ワクチン打ったのにインフルエンザ・接種医に賠償金支払い命令
息子が今年2月にインフルエンザ脳症で死亡したのは、昨年11月にインフルエンザ予防接種を行った担当医が
十分量のワクチンを接種しなかったためであると、遺族が担当医に対し、1億8000万円の賠償金を求めて提訴し
ていた公判で、裁判所は23日、担当医に1300万円の賠償金の支払いによる和解を命じた。
争点となっていたのは、患児が11月27日に満6歳の誕生日を迎える前日に予防接種を受けるにあたり、担当医は
「6歳未満」と判断して、0.2mlを接種した点に対し、原告は「ほとんど6歳なのだから0.3ml接種して欲しかった。0.3ml
接種していれば、息子は助かった可能性が高い」としていた点である。裁判官、脳症になるリスクに接種量は影響
しないだろう、としながらも、「担当医は融通を利かせて0.3mlを注射すべきであった。」と遺族の訴えを一部認める
判決を下した。また、ワクチン接種だけでインフルエンザは予防できないことを、遺族に伝えておらず、説明義務
違反として、業務上過失致死として刑事事件に問えるかも検討している。
担当医は「添付文書通りの施行が違法になるのは心外だ」と控訴の意向である。