06/11/22 19:18:56 vPrK3PG50
(さらに続き)
■報道の立場から ◆毎日新聞科学環境部・砂間裕之副部長
◇「事故起こさない」宣言、強い決意で取り組みを
1994年から6年間ほど、毎日新聞では医療に関するキャンペーンを続けました。
(中略)それでも、開かれた医療の実現には疑問のあるところです。
日本医療機能評価機構や警察への医療事故届け出件数を見ると、
死亡事故報告制度が徹底されず、機能していない面がうかがえます。
そこで、いくつか問題提起をします。まず第一に、科学的管理の必要性は認めますが、
「必ず事故は起きる」という前提で良いのかということ。
「事故を起こさない」と宣言し「事故をゼロにする」強い決意で
事故防止に努めるべきではないか。また、医療事故が起きた背景には、
さまざまなシステム上の欠陥やヒューマンエラーがあり、その対策を充実させる必要がある。
医師の知識や経験不足も事故の一因になっており、
医師免許更新制度や継続的な専門教育制度について議論しなければなりません。一方で、医療事故の遠因として過剰勤務の問題があり、特に産科や小児科は深刻な状況です。
事故根絶には、医師が働く環境を整えることも必要でしょう。
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要約:医師は間違えてはいけない。人であることは赦されない。
人間なら逃散!
砂間はパネリストとして、
医療事故を減らすために「航空産業に学ぼう」ということが提唱され、
とも言っている。
医師会館での討議でもあるからか、申し訳程度に
「医師が働く環境を整えることも必要」と付け加えているが、
36時間連続勤務を強制される現状で、医療事故をゼロにできるのか???