06/08/08 18:53:43 NOs/KOuj0
コメント、有難うございました。
誤解が生じているようですが、今回の実験結果では
とても論文報告できる水準に到達していませんので、再度やり直す必要が
どうしてもあると考えています。
他者からの実験妨害懸念を可能な限り避けるためには、以下の方向性が
最も適切ではないかと考えています。
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各種食肉DNAからPCR増幅したCytB遺伝子断片をまず制限酵素Taq Iで消化し、
豚、ニワトリ、牛、鹿、ヒトの区別を、RFLPで大まかに識別した上で
URLリンク(www.nfri.affrc.go.jp)
今回、増幅し配列確認したヒトCytB遺伝子断片(約650bp)をAlkPhos Direct Labelling System
でアルカリフォスフアターゼ標識したDNAプローブを作成し、
(陽性対照区にヒトCytBDNA、陰性対照区に鶏CytBDNAを設定した上で)、
サザンハイブリダイゼーション法で各種サンプル中のヒトDNAの特定を行なう。
その上で陽性となった試料のみダイレクトシーケンシング法(D-ループ、CytBの双方)に供し、。
得られた遺伝子配列の分子進化学的解析で個体識別を試みる。
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この手法の場合、配列決定の委託先に回す前に由来生物の結果を知る事が可能となります。
委託せねばならない配列決定はあくまでも個体識別が目的となり、本質的な懸念影響が
出てこなくなる事が期待されます。