06/07/10 01:25:54 U1AFvLDe0
また、今回の相関係数分析によって、今までの医学界の常識と
全く違ったコンセプトが出てきています。私はこれは一種のパラダイムシフトに
相当する意味をもって来ると考えています。
今回、明確な形で新たにわかった事は
1.アイスランドの論文を下にした「自殺が日照時間に影響される」という
今までの学説が実は一般性がなく、カナダ等と日本とのの比較から
世界全体では通用しない事を明らかにした。
2.また日本で上の従来の学説が適用可能なのは、北日本のみである事を
初めて統計的に示した。
3.更に日照時間が北日本でのみ自殺だけでなく癌、腎不全、不慮の事故、糖尿病、
脳血管疾患、心疾患にも広く相関する事を示した。
4.また西日本の方がむしろ高齢化比率が高い事により、
上の傾向は、年齢調整死亡率を使わなくても証明可能なことを示した。
以上、4つ。ここまでは考察や推測ではなく、完全な事実のみです。
そして、それだけでも相当に重い意味を持つ事は、一定水準の学識がある方ならば
明らかであり、学問的に有意な貢献を行ったといえると考えています。
一方、秋田大学医学部は単にアイスランドの論文から
秋田の高い自殺率は日照時間と関係があるのではと、統計解析も行わずに論じたのみで
しかもアイスランドの仕事の二番煎じに過ぎませんので、上の結果取得が
学問ではないと言われるならば、秋田大学医学部精神科は幼稚園レベルという事にならないでしょうか?