06/02/22 01:28:31 ZOwaHrbW0
続き
じゃあ、危険を感じながらも何故彼らは、先人たちは、退かずに戦っているのか、
戦い続けてきたのか。ヒヨコにすらなっていない、卵の私にすら簡単にわかります。
後にいる者を、つまりは患者さんを、言わせて貰えば今、石もて加藤先生を非難している方々…
貴 方 た ち を 守 る 為 に 彼 ら は 戦 っ て き た ん だ!!
そして、今も戦い続けているんです、ボロボロになって! いつ訪れるか判らない破滅に脅えながら!
さんざん繰り返されたことかもしれませんが、お願いだから、できる範囲でいいから、想像してみてください。
週5日の外来。年に200を超えるお産。その合間にある病棟での入院患者のケア、手術…大げさでなく、文字通り命がけです。
いつ過労死しても不思議じゃない。責任感を持って? 命の重さを知れ?!
何がそこまでさせたのかわかりませんが、ほとんど宗教的な使命感なしに、
患者の命をどうしても助けたいという強い想いがなくて、どうしてこんな生活ができるものか!!
産科医は引く手数多です。探そうとすれば他にいくらでも、働き口はある。
金儲けに走る、あるいは産科をやめるまでしなくても、せめて、ほんのもう少し人間的な生活ができる環境でも、
十分に医師としてのやりがいは充たせたし、誰も非難することはできなかったでしょう。
私なら間違いなくそうしています。彼がたった一人で踏みとどまって、すべてを捧げて戦ってきたのは、
今、眼の前にいる患者さんを見捨てられなかったからじゃないのか?!
代わりなんていない。そんなものがいるならそもそもこんなことになっていないし、全国で産科医不足なんて起こる訳が無い。
それを…それに対する、応えが、これか…