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CT写真取り違え治療、患者2日後死亡…沼津市立病院
静岡県沼津市の沼津市立病院で今年3月、救急搬送された同市内の70歳代の男性のコンピューター断層撮影法(CT)写真を、
前日に撮影した別の患者のCT写真と取り違えていたことが12日、わかった。男性は2日後に脳出血で死亡した。
病院によると、嚥下(えんげ)障害などで男性が病院に運ばれてきたのは3月27日。
すぐに頭部CT検査を行ったが、技師が前日撮影の写真と取り違えて担当医師に渡したため、医師は脳こうそくと判断して治療を行った。
しかし、男性に意識障害がみられたため、28日正午ごろ、再びCT検査を行ったところ脳出血が見つかり、取り違えが判明した。男性は29日に死亡した。
病院側は、取り違えについて、遺族や県東部保健所に説明したが、死亡との因果関係については、「結果論としては、治療の施しようがなかった。
患者の血管がもろい状態だったなど、そのほかの状況もあった」と話している。
(2005/4/12/11:57 読売新聞 無断転載禁止)