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佐藤ゆかり氏の経歴から見えるもの⑨
1998年 ニューヨーク大学(NYU)大学院、経済学博士号(Ph.D.)取得(金融経済学専攻)
1998年 日興シテイグループ証券入社:経済・市場調査部エコノミスト
2002年 JPモルガン証券入社:経済調査部シニアー・エコノミスト
2004年 CSFB証券入社:経済調査部長
2005年 衆議議員 自由民主党・岐阜県衆議院議員選挙区第一支部・支部長
7月30日の日本経新聞に掲載された新生銀行の広告記事を見て驚いた。佐藤ゆかり氏の講
演抄録が国民へのメッセージのように掲載されているのだ。正直わが目を疑った。
この種の周年御礼の広告記事は社主の謝辞、経過報告、経営理念等が細々語られるのが普
通だから。
新生銀行リテール5周年感謝セミナーとして開催されたようだ。多数の顧客が招待された
のでしょうね。一般応募では40倍の競争率だったとか。記事は講演要旨として紹介されて
います。佐藤氏の語りのペースから持ち時間90分とするとかなりの抄録だと思いますが。
左上に講演中の上半身アップの写真(a nice shot)、右下にロングで撮った写真を掲載して
います。主題は「今後の日本経済の展望」、副題として「成熟経済の中での生活を応援」が
あがっています。講演要旨は次の項目にそって展開されます。
【積み立て確定払いの年金制度は不可能に】
【財政再建は緊急課題・地方交付税など調整】
【魅力ある日本市場へ金融税制の整備が必要】
【ふるさと税の創設で地域の活性化を目指す】
項目別の論旨はスレの展開次第では紹介することもあると思います。いずれにしても紙面
の3分の2を佐藤氏の講演録に割くなんて今までの常識では考えられません。ちなみにこ
の銀行は日本経済新聞社による金融機関における顧客満足度ランキング2年連続1位だそ
うだ。企業市民としての社会貢献の一環として佐藤ゆかり氏の講演要旨を掲載したようだ。
「それにしても新生銀行はよく決断したな」が卒直な感想。
Weekly New wave affairs もいい方向で決着したようだし・・・