06/06/09 19:43:00 Pir2xaut
佐藤ゆかり氏の経歴から見えるもの(23)
【主な役職】
2003年 笹川平和財団 笹川汎アジア基金運営委員
2005年 衆議議員当選
衆議院岐阜県第一選挙区支部長/幹事長補佐/財政金融委員会委員/経済産業委員会委員
教員・学校評価小委員会副委員長/党広報本部新聞局次長/与党財政改革・事業仕分けに関するP.T.委員
財政改革研究会委員/組織本部財政・金融・証券関係団体委員会副委員長/党広報本部新聞局次長
2006年 デフレ克服・成長プロジェクトチーム委員/金融政策小委員会事務局次長/企業会計小委員会委員
6月4日河野太郎氏が岐阜市で「今の日本経済は佐藤さんなしでは語れない」と市民を前に
演説をしたそうだ。ちょっと言葉が走りすぎの感じもするが、前後の文脈を考えると案外
バランスがとれているのだろう。応援演説なんてそんなものだろう。
佐藤氏が今もっとも心をくだいているのはプライマリーバランスの均衡をはかる財政再建である。
プライマリーバランスが黒字にならなければ国の借金(国債)を減少さることはできない。
政府は2010年初頭の黒字を目指している。
氏が指摘している問題点は、景気が回復基調で企業の収益が増加して税収が増えても、長
期金利が上昇すれば国債の利払い増が税収増を上回るケースがあるということである。
「日本は難しい局面Narrow path」を通り抜けなければならないそうだ。
財政金融委員会で日銀首脳に日銀が従来の姿勢を変えて、日銀の独立性は保ちながらも政
府と意思の疎通を図りながら日銀政策を進めいくよう求めています。
このNarrow pathを抜ける方法はこれが必要条件のひとつだとでもいうように。
佐藤氏は十年にわたりニューヨーク大学(NYU)で優秀な3人の経済学者に師事しまし
た。難解な経済成長論も研究したようなので数字には強いはずです。
とすると先の河野発言、もしかして本音で言っているの・・・。
(注)プライマリーバランスとは国債などの借金を除いた歳入と、過去の国債などの元利払いを除
く歳出を比較する。