06/07/27 13:47:34 h2rFCDQN
トップに子分を据えた小沢は、岩手県庁にどんどん建設省から出向や天下りをさせました。
中央官庁からのパイプ役が地方公共団体に天下るという構図です。そして、その間に
地方選出の国会議員が絡み、公共事業をもらってくる。
建設業者出身の県議はことごとく新進党に向かいました。 新進党結党直後、24人とほぼ過半数に達しました。
これに新進党系無所属も5人いますので、新進党は岩手県議会では安定多数です。
このうち特筆すべきなのは新進党系県議のうち6人が建設業者の実力者なのです。
公共事業の受注競争は情報をキャッチすることから始まります。県議になれば、そうした情報が入りやすくなります。
何しろ自分たちが決めるのですから・・自ら議員になろうという建設業者の狙いは明白です。そんな議員に政治信念など
ゼロです。権力に近づくことこそが政治家としての行動原理になります。政党を渡り歩くなど当然のこと。
こうした議員の存在が政治そのものをゆがめることになります。
新進党は、中央では野党のまま終わりました。新進党に知事にしてもらった増田は予算陳情のために上京しても、
自社さきがけの閣僚は誰もあってくれませんでした。自民党からは 「総選挙で大敗した地域の予算を減らす」と露骨に
脅す者すらいました。度重なる選挙で厳しく締め付けてきただけに、力を失うと業界からの反発は厳しくなります。
小沢が力を保つために時の権力者にすり寄る姿は滑稽です。
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