03/11/21 01:38 SyhVbNry
日本福祉大学のキャンパスは、名古屋市昭和区にあったが、
当時のキャンパスの隣に、自民党の県連本部があり、
学生運動が盛んだった日本福祉大学を嫌悪する向きがあった。
昭和区のキャンパスの土地の一部を自民党県連から借用していたこともあり、
土地使用の更新を断られ、日本福祉大は新しいキャンパス候補地を
探さざるを得なくなった。
そんな中で、当時の学生運動や日本福祉大学の活動に同情的だった名鉄が
現在の美浜キャンパスの候補地を示し、交通に関しては名鉄が保障するという
条件をつけた上で、日本福祉大学に「新キャンパス構想」を提示する
ことになった。
現在は、美浜キャンパスの所有権の一部を名鉄が所有し、残りは福祉大が
単独で取得している。
(『日本福祉大学史』-日本福祉大学50周年記念出版会、より。
なお、これはなぜか現在図書館に未収蔵。日本福祉大の「ベテラン」の
先生方の研究室に行くと、たいてい見当たります。ぜひご一読を。)