03/03/30 16:20
「オーム裁判に陰謀の匂い(2)」
これを検証していくと一冊本になりそうだが、結論を述べたい。
公判が行われれば審理されたのは、各薬物の製造又は調達目的、方法、量、日時、特徴、薬効、使用状況、傷害の状況、その人数な
どの詳細が明らかにされたと思われる。それをやりたくなかった。それを完全に隠蔽を図ろうとしたわけだ。もちろん指図をしたのは
警察庁、このうち覚せい剤についてはすでに知られた薬物で違法ながら出回ってもいるから、隠蔽する目的はそれ以外の薬品類と言う
ことになる。しかもこの件に関して警察庁はまったく表に出ようとしなかった。隠蔽したことさえ隠蔽すると言う完全隠蔽を行ったわ
けだ。そのために検察庁は子供だましとでもいえるような答弁をするしかなかったわけだ。
それではそこまで隠蔽を図った理由はなんであるか。隠蔽することが悪いとは限らない、悪用されることを防ぐため隠蔽したのなら
それはそれでいいだろう。ジャーナリズムの検証を待ちたいところだ。
時が過ぎて、今、きわめて問題のある事が起き始めた。オーム裁判はまだ続いているが裁判中の麻原被告の様子がおかしい、陳述は
いっさい行わず、意識もうろうとしている。これは明らかに睡眠薬等の抗精神薬の影響だ、本人の意思ならともかく裁判で黙らせるこ
とが、隠蔽の一環として行われているのなら見過ごしがたい。
そしてもうひとつ、最近、公安警察官が監視対象者にたいして睡眠薬、催眠ガス、麻酔薬、記憶を消す薬等を使用していることがわ
かった。こで、オーム薬物事件の一連の隠蔽工作は実は、公安警察が自らこれらの薬物を不法に秘密裏に使用するための陰謀であった
疑いが強くなってきた。
この問題、今後各界と連携し本格的に追及していく。