03/07/08 13:53
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逮捕の元巡査部長
「覚せい剤注射後、出勤も」
自家用車の中に覚せい剤や大麻を隠していた覚せい剤取締法違反などの現行犯で逮捕された
元警視庁赤坂署生活安全課巡査部長の蓼沼修容疑者(44)=懲戒免職処分、東京都足立区千住五=
が、所持していた覚せい剤などは約四年前、薬物捜査の過程で自ら見つけたもので、それを
使用していたことが七日、同庁組織犯罪対策五課の調べで分かった。
■『40回ほど打った』 警視庁追送検
調べに対し、蓼沼容疑者は「事件処理が面倒で捜査などせず、警察署内や自宅で保管していた。
辞職を決めた後の今年四月から、その中の覚せい剤を四十回ほど打った。失敗した時を除いても、
このうち二十数回はうまく打てた。覚せい剤を注射後、出勤したこともあった」などと供述。
同課は尿検査などから自供通り、覚せい剤使用が裏付けられたため同日、蓼沼容疑者を同法違反(使用)
で追送検した。
調べでは、蓼沼容疑者は六月二十二日未明、千代田区外神田で自分の乗用車内に覚せい剤
一・三グラム、大麻三・九グラム、大麻樹脂一・八グラムを隠し持っていたところを現行犯逮捕された。
同課によると、これらの覚せい剤などは一九九九年九月ごろ、当時、荏原署で薬物取り締まり担当
だった蓼沼容疑者が別の覚せい剤捜査で品川区戸越付近を捜索中、路上の消火器ボックス内に
置かれていたのを発見したという。
(東京新聞)