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札幌拘置支所で自殺に見せかけられ警察に殺害された渡邊司（享年４０）被告。
彼は中古車販売業者の肩書きも持っていた。
【STV 元警部 数々の疑惑 2002年08月16日(金)より】
(稲場元警部を知る人)｢盗難車の目こぼし、見ないふりとか、警察のガサ入れあるからやめろとか、警察の情報を流していた｣
小樽港ではロシアへの盗難車の密輸が頻繁に行われている。稲葉元警部は、その密輸を見逃していたというのだ。
(稲場元警部を知る人)｢稲葉に金わたっているはずだよ中古車業者から。中古車業者は盗難車を目こぼししてもらえばいい。
原価のかからないやつ売るんだもの儲かるさ｣稲葉元警部には金にまつわる黒いウワサがあったさらに
捜査の方法をめぐっても疑惑が浮かんでいる。そのひとつが中古車業者と共におとり捜査を企てたというものだ。
5年前、小樽港でけん銃を所持していとしてロシア人船員が逮捕された事件。
(吉原美智世弁護士)｢もしかしたらおとり捜査じゃないかと思った｣弁護側による事件の構図はこうだ。
逮捕されたロシア人船員はパキスタン人の中古車業者から｢中古車とけん銃を交換しよう｣と持ちかけられた。
ロシア人船員はパキスタン人の指示通り、けん銃を持って船から下りた所を待ちかまえていた警察官に取り押さえられた
という。その警察官は稲葉元警部と、その上司だった。
(弁護士)｢稲葉とパキスタン人が協力関係にあって、パキスタン人は中古車業者で密輸に関わっていた。
稲葉はそれを見逃す代わりにおとり捜査に協力してもらう関係になっていた。警察にすれば、新しくひとつ
事件を作って実績を上げたということになると思う｣7月、稲葉元警部とともにロシア人を逮捕した元上司
（釧路方面本部の生活安全課長・方川東城夫警視）が自殺した。
これらのことから推測し、稲葉絡みと推測されるであろう事件を挙げてみる。
キーワードは、小樽港、密輸、盗難車、麻薬、ロシアマフィア、売春
【STV】小樽港 中古車密輸か 2001年12月28日(金)
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