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連続強姦巡査長に懲役１２年－京都地裁
元滋賀県警大津署巡査長
京都市内の大学生や会社員など女性４人を相次いで乱暴したと
して、強姦（ごうかん）致傷の罪などに問われた元滋賀県警大津
署巡査長、菊田裕之被告（３３）＝大津市大門通＝の判決公判が
１８日、京都地裁で開かれ、楢崎康英裁判長は懲役１２年（求刑
懲役１５年）を言い渡した。
判決理由で楢崎裁判長は「現職警官の犯行で、警察に対する
信頼を失墜させ、社会に不安を与えた責任は重大」と述べた。
判決によると、菊田被告は大津署警備課に勤務していた昨年８
月２２日午前１時すぎ、京都市伏見区の路上を歩いていた女性＝
当時（２２）＝をカッターナイフで脅して乗用車内に監禁。両手を
縛って乱暴し、けがをさせた。
同９月９日未明には、伏見区のマンションに侵入し、女子大生＝
当時（２１）＝に乱暴。同月１７日未明にも伏見区の別のマンション
に住む女性会社員＝当時（２３）＝の部屋に忍び込み、暴力団組
員を装って「言うことを聞かないと命の保証はない」などと脅し、乱
暴するなどした。
ZAKZAK 2002/10/18