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<伊勢丹>小倉そごう跡出店「開店は再来春以降」 社長会見
北九州市小倉北区の小倉そごう跡への出店が内定している伊勢丹の武藤信一社長は28日、
同市内で会見し、「早い時期に契約をし、即刻出店準備をさせてほしい」と述べて出店の意向を改めて表明した。
地元が「来秋」を希望している開業時期は「早くても04年春になる」との見通しを示した。
武藤社長は末吉興一市長や高田賢一郎・北九州商工会議所会頭らと会談。
その席で末吉市長らは来秋の開業を要望した。武藤社長は会見で「こちらのお客様が望まれる姿
を愚直に展開していくつもり。その準備には24カ月かかり、物理的に難しい。
再来年の春に向けてチャンスをいただきたい」と話し、来秋の開業は困難と強調した。
新百貨店の従業員は270人程度を採用するが、武藤社長は「特定の企業だけから
採用するのではなく公募したい」と、25日に閉店した小倉玉屋の従業員の受け入れを
優先する考えはないことを示唆した。店名は伊勢丹各店の例にならい、地名をかぶせた
「『小倉伊勢丹』となるのかな、と思う」。店舗の内容は、JR京都伊勢丹(京都市)
や立川店(東京都立川市)と同様の、若い世代を主なターゲットにしたファッション
性の高い店とする方針も明らかにした。
出店の正式決定は、北九州都心開発がビルのそごう分の床とビル全体の賃借権を取得し、
伊勢丹と賃貸借予約契約を結んだ後の来年1~2月になる見通し。
【石戸久代】(毎日新聞)[12月29日0時40分更新]
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