07/02/13 23:36:08 mcmpbtV6
香りより旨みを味わう出雲のそば、香りを嫌うような京都のそば、
つなぎに、フノリをつかう長岡のへぎそばもあれば、ヤマゴボウをつかう飯山のそばもあり、
小麦粉をつかっても、外五の戸隠(とがくれ)流そばは、江戸そばとは違ったものに思えます。
そば文化の中心地はいくつもあると思いますが、江戸そばと酒は切り離せないもの。
「みのり」は、懐かしい酒そば処の楽しみを、久しぶりに思い出させてくれます。
絶品の出し巻き、時にはサワラの味噌漬、さっと茹でた地エビといったものもあれば、
長浜の塩ウニとか、肱川の干し鮎を骨酒にしてくれたり、何が出てくるか期待が膨らみます。
酒と肴と、もちろん旨いそばを楽しむ人が増えて、夜の営業が毎日になれば、いいのですが・・・