10/11/13 21:32:32 3PWhPdzm
すると、ツカサはとなりの教室に響くくらいの声で「怖いと言ってすい
ませんでした。」と言った。一瞬の静寂の後、リサがツカサの背中の上
に足を組んで座って言う。「は?アンタ謝って済むと思ってんの?」
マミもしゃがみ込んでツカサの耳もとで「慰謝料払ってもらうから。」
とささやく。「明日までにウチら一人ずつに百万持ってきたら許してあ
げる。」アタシが冷たく言い放つと、話を真に受けたのかツカサは声を
上げて泣き始めた。そして、聞いてもいない母子家庭の話しや生まれつ
き身体が弱いことなどを喚きだした。こういうバカ正直な真面目クンを
ぶっ壊すのは楽しくてしかたない。「ゴチャゴチャうるせぇよ。」マミ
がツカサの顔に唾を吐く。マミの唾がゆっくりツカサの頬をつたり、糸
を引くように床に落ちる。ツカサは我に返ったように目を見開き、床に
溜まった唾を見つめる。大人しくなったツカサの頭を踏みつけながらア
タシは言う。「金払えないならさ、別の方法で償いなよ。ウチらの犬に
なってよ。」「そしたら許してやってもいいよ。ただし、ウチらの命令
には絶対服従だかんね。もし逆らったら、百万じゃ済まねぇからな。」
ツカサは安堵と恐怖の入り混じったような表情を浮かべ、「はい。」と
答える。「はい。じゃなくてワンだろ!」マミが隣から間髪いれずに蹴
りを入れる。「わ…わん。」「もっと、しっかり。」リサがツカサの尻
を叩きながら言う。「ワン。」「そう。いい子ね。」アタシは同級生を
完全に屈服させた優越感に浸って少し言葉が甘くなる。「じゃあ、ちゃ
んとご主人様達に忠誠を誓ってちょうだい。」そう言ってアタシは、今
までツカサの頭の上にあった足を床に下ろした。