08/09/10 00:39:41 DRKoc8Eb
↓こんなんどうですが? 大筋は実話に基づいてます。
私は現在48歳。
高校卒業後、定職に着けず商業ビルや公共施設の清掃員、工事現場の整備士、
スポーツジムの裏方のアルバイトなどを経て、今は職業訓練学校に通いながら
『訓練給付金』の支給を受けて生活しています。
私の通う職業訓練学校は、
一般的なそれ(公共職業訓練校とよばれる都道府県が運営するもの)
と少し違い、一部民間企業の出資を受けている学校法人です。
ここは最短では2年間で卒業でき、卒業後にスポンサー企業に職を
得られる制度があり、さらにそのスポンサー企業には一部上場の
超大企業がそろっているので、入校試験も卒業試験も高倍率の難関で、
運良く入学できても、通常卒業まで3-4年かかってしまいます。
私はここの『婦人服飾科』に通い始めて、もうかれこれ5年になります。
この科はまるまる某国内最大手企業(以下S社とします)の寄付により
設立・運営されており、科の目玉として、卒業出来れば無条件でS社に
就職できる制度があります。
ちょうど、単位の認定される大学主催のインターンに似ているかもしれません。
このように卒業→就職の道が100パーセント保障されているというのは珍しく、
私もそこに惹かれて頑張って入校したのですが、今ではその選択が
『少し甘かったかな』と後悔しております。
私のような何の取り柄もない中年男性に、この社会は厳しいのです。