09/08/07 13:10:57 hmOgTFf50
21世紀
人類が初めて「敵」を確認した。
それは
同じ人類や星の同胞などとは比べもににならないレベルの超越的存在。
これまでの人類の戦争の歴史など
じゃれあいとしか呼べるものではなかった
空前絶後のそれに対して、人々はあらゆる手段を講じはじめる
その先鋭となるのが、あらゆる「現象」を操ることのできる
能力者(USER)を生み出した「群像委員会」であった。
しかし、一時期は全世界規模まで膨れあがった委員会は
その巨大さゆえに内部崩壊していく
人類は、人類以外の敵を前にしてもなお
人類同士での争いをやめようとはしなかったのである
そして人々は、世界最高の現象行使能力を持たされた少年に希望を託した
しかしそれが、少年にとっての希望であったわけではない
しかしそれでも、少年は、戦う道を選ばざるをえなかった。
すべての希望を失っても、
敵対していた、憎みさえしていたUSERたちをつかえ
およそ人の及びうるものではない「敵」に対して
幸せだった頃の記憶だけを胸に――