08/09/29 15:42:13 WDlTk73C0
全く深い意味もなくかなたんを思うがままに書いた
ひたすら理樹といちゃつくだけのSSなので、あまり内容とか追求しないでいただけるとありがたいです
突貫工事なんで、クオリティもあまり気にしないでくれるとありがたいw
いつごろから投下すればよいでしょうか?
309:名無しさんだよもん
08/09/29 15:49:48 orhK1ATc0
>>308
夜じゃね?
310:名無しさんだよもん
08/09/29 16:40:57 WDlTk73C0
では9時から投下します。
投下支援よろしくお願いしますー
311:名無しさんだよもん
08/09/29 16:50:26 5vwCHl7s0
台本形式だけはやめてくれれば何も言わないぜ。
312:名無しさんだよもん
08/09/29 19:57:26 utA4/1oqO
何で台本形式(?)をそこまで嫌うのかが分からん
313:名無しさんだよもん
08/09/29 20:56:57 NRtQAefI0
ここをSSスレかなにかと勘違いしてるんじゃない?
314:佳奈多といちゃいちゃ①
08/09/29 21:01:11 WDlTk73C0
投下します
ひたすらいちゃいちゃするSSなので、あまり期待しないでくださいw
>>313
SSスレじゃなかったのか(∵)
315:佳奈多といちゃいちゃ① 1/13
08/09/29 21:04:34 WDlTk73C0
うららかな春の陽気が、学校の中庭に差す。
佳奈多さんと二人で芝生の上に寝転がりながら、僕はその陽気を全身で享受していた。
隣で寝ていた佳奈多さんは、いつの間にかすやすやと寝息を立てていた。
今日は日曜日、殆どの生徒は校舎にいない。
リトルバスターズの皆も、今日は思い思いの場所に遊びに行っていた。
季節は3月、卒業式を終えて春休みだ。
先日僕らは晴れて進級し、恭介や寮長は卒業した。
その後の恭介(と、あーちゃん先輩もついでに)のリトルバスターズ主催、卒業式2次会もつつがなく終了していた。
そして、大きく変わったことは2つ。
僕と佳奈多さんは、それぞれ男子寮・女子寮の寮長となった。
まだ実際の業務、引継ぎなどがあるのであーちゃん先輩や男子寮長は寮会室に縛り付けられてはいたが。
その引継ぎの業務に忙殺され、やっと取れた休憩時間を今こうやって、二人で過ごしている。
もうひとつは、僕と鈴が、リトルバスターズのリーダーとなったことだ。
鈴は副リーダーを務めることに難色を示したが、僕自身が多忙の身であったので、恭介の助力も得て何とか説得した。
結果的にこの判断は大成功で、先の卒業式2次会においては(僕も仕事の合間合間で手伝う時間を見つけ、様々な団体に交渉や根回しを行ったりしたが)鈴が主体となってリトルバスターズをまとめあげ、これを成功させている。
鈴の意外な交渉スキルや統率力は僕や恭介の予想を遥かに超えていて、佳奈多さんの仕事は、もっぱら殆ど鈴の側から持ってきた提案にハンコを押してやるに止まった。
腕時計を見ると、まだ時間には数十分も余裕がある。
佳奈多さんのほうを見ると、いつもの凛々しさとは打って変わった、あどけない寝顔をしていた。
一年前はまだ薄かったここの芝生も随分と成長して、今は青々と茂っている。
今度芝刈り機で綺麗にする必要があるくらいだな、と思いながら、芝生を指で弄ったり、くるくる指先に巻きつけてみたり。
芝生のツルツルした感じは中々に気持ちよかったけれど、物足りない気持ちになる。
本当なら今すぐにでも、佳奈多さんの髪に指を絡めたいところなのだけれど、それで目を覚まさせてしまったら大変だ。
316:佳奈多といちゃいちゃ① 2/13
08/09/29 21:05:49 WDlTk73C0
それでなくとも、僕らは睡眠不足だった。
せめて平和に芝生に横たわっている時間くらい、ゆっくりと寝かせてあげたかった。
佳奈多さんの平穏な寝顔を見ていると、僕の瞼も自然に重くなってくる。
大きな欠伸をひとつしてから、ほんの少しだけ佳奈多さんに近づいて、僕は目を瞑った。
それから数十分後、僕はきっかり予定した時間通りに目を開いた。
時刻は約束十五分前、寸分の狂いもない。
寮会メンバーとして暮らすうちに、身についてしまった悲しき特殊能力だった。
「ほら、佳奈多さん」
佳奈多さんも殆ど同時に目を覚ましたようだった。
「ああ、理樹。もうそろそろ時間かしら」
「うん。十五分くらい前」
僕と佳奈多さんは腰から上だけ起き上がって、大きく伸びをする。
「午後の予定って何だっけ」
「引継ぎ書類の作成と、各同好会への説明会。それと後前年度の予算案も一度確認した後原案を作らないと」
学生としては多すぎる仕事量だったが、今の僕らは半分感覚が麻痺しているようなものだった。
「日付が変わる前に帰れればいいね」
僕は苦笑を浮かべて、佳奈多さんの頭を撫でる。
「後、仕事一つ忘れてるわよ」
「はいはい」
僕は体を捻って、佳奈多さんのちょっと歪ませた唇に軽くキスをひとつした。
佳奈多さんはくすくすと笑いながら、僕にもキスをし返した。
「起きた?」
「当然よ」
僕らは芝生から立ち上がって、もう一度伸びをした。
気持ちの良い春の日和で、まるで僕の脳まで蕩けてしまいそうだ。
まあもっとも僕も佳奈多さんも、お互いによって脳まで蕩けているようなものだったから、大差ないのかもしれなかった。
///
317:名無しさんだよもん
08/09/29 21:06:55 WDlTk73C0
購買で買ったサンドウィッチを2つぶら下げて、僕らは資料の山積みになった寮長室に戻った。
女子寮長――書きづらいのであーちゃん先輩とする――と、男子寮長は、ノートパソコンのキーボードを凄まじい速度で叩いていた。
二人ともサボるときはサボる性質なのだが、やはり仕事をするときの作業効率や速度は到底僕らの追いつけるところではなかった。
あーちゃん先輩曰く、「あんなもん慣れよ。経験経験」らしい。
「あー、かなちゃんと直枝くんお帰り。お二人でリラックスできた?」
「大いに」
佳奈多さんの横の座席に腰を下ろして、手元にあった資料をぱらぱらとめくる。
「かーっ、いいなぁ!あたしも理樹くんくらい面倒見のいい彼氏が欲しいわ」
二木さんはさっき買ったサンドウィッチの入ったビニール袋を開けて、カツサンドを僕に手渡してくれた。
お礼を言ってから、僕は外装のビニール袋を綺麗に破りとった。
「あーちゃん先輩にも彼氏とかいないんですか?」
「かなちゃんみたいな素敵な彼はいないわよー。このままじゃ青春終わっちゃうわ」
「恭介なんてどうですか。僕から話をつけましょうか」
寮会特権、取り置きのカツサンドをかじりながら軽口を叩くのは、最近の僕の昼の日常だった。
相手は真人になったりあーちゃん先輩になったりだったが、近頃は自分でもノリが良くなったように感じることもしばしばだ。
「恭介くんかっこいいけどねー。ありゃ女に興味あるってタイプじゃなさそうだ」
「棗先輩ってそっちの人なんですか?」
と、フルーツサンドをちぎっては食べ、ちぎっては食べしている佳奈多さん。
「あなたの彼、寝取られちゃうかもよ~?」
いやいやいや・・・でも時々、怪しい雰囲気を感じたりすることがあるような・・・いや、そんなことはないだろう。
恭介は僕の、一番の親友だ。そんな疑いを持ったりはしたくない。
「流石にそれはありませんて・・・」
「本当よね?」
寝取られる、のところが気になったらしい。
そんな可愛らしさにちょっと二ヤけながら、僕は手に持っていた資料をダンボール箱に投げ入れた。
「僕には佳奈多さんがいるのに、何で恭介とそっちに行かなきゃいかなきゃいけないんだよ・・・」
「ひゅーひゅー」
さっきから会話に入れなかった男子寮長が茶々を入れる。
318:佳奈多といちゃいちゃ① 4/13
08/09/29 21:08:37 WDlTk73C0
「恭介のやつ、寂しがってたぜ?寮長室貰ってからというもの、俺らと全然遊んでくれなくなったってさ」
寮長室とは、女子寮の一番端にある特別な部屋のことだ。
寮長になった生徒だけが使える部屋で、今は僕と佳奈多さんが使用している部屋のことだ。
シャワー、冷蔵庫、小さなテレビ、通常の女子寮のベッドよりもずっと大きいベッド、専用タンス。
簡素なキッチンやコンロ、食器まである。
ついでに支給されるノートパソコンを活かすためのLANケーブルも完備だ。
とはいえ、寮長の仕事は朝4時に始まり、深夜に寮に戻るということもザラ。
よってそんな設備を生かせることは殆どなく、日常的に使うのは、その大きなベッドに限られた。
「それにしてもアツアツよねぇ。結婚してるようなもんじゃない」
僕と佳奈多さんの寮長室は本来別々なのだが、僕は持てる最大限のコネとテクニックと政治的圧力を使いこなして、同じ部屋に泊まることを黙認させている。
その手腕は裏工作の名手の恭介をして、「お前天才だな」と言わしめるほどの鮮やかさだった。
元々寮長室の存在自体を知らない生徒も多いので特に問題になることはなく、その上名目上は僕と佳奈多さんは別室扱いだったので、同棲生活を送っていることを知っているのは一部の教師とあーちゃん先輩、男子寮長、恭介と葉留佳さんだけに止まった。
「僕らはこれでリラックスできるから良いんですよ」
「お互い気の済むまでイチャイチャしてなよ。見てるこっちが砂糖吐きそうだ」
「すみません」
「ただ、仕事はきちんとやってもらうわよ?かなちゃんもね」
あーちゃん先輩がぱちん、とキーボードを打つと、机の下にあったプリンタから印刷された文書が吐き出される、
佳奈多さんが残り一かけになったフルーツサンドをくわえながら、吐き出されたプリントを拾い上げる。
「これ昨年度の予算だけど、目を通しておいてね。実際の配分は後で委員会とかでの審議もあるから、あくまで目安くらいで」
「分かりました。先に予算書は作っておくので、その間あーちゃん先輩はお休みどうぞ」
「んじゃ、私もちょっと寝てくるね。後でまた」
あーちゃん先輩は仕事は終わったとばかりに大あくびをつくと、教室をさっさと出て行ってしまう。
「さ、俺も手伝うからちゃっちゃと終わらせよう。この後の予定も詰まってるから」
319:名無しさんだよもん
08/09/29 21:13:34 3cPWGSnd0
連投規制かな…
とりあえず支援
320:佳奈多といちゃいちゃ① 5/13
08/09/29 21:16:04 WDlTk73C0
男子寮長は黒板に張られたスケジュール表をにらみつけながら、僕らに言う。
「去年よりも酷いなぁ。寮会は人手不足なんだから、仕事増やしちゃだめだろう・・・」
まあ、仕方ないですねと笑って、僕はカツサンドの最後の一切れを食べ終えた。
佳奈多さんが差し出してくれた急須にお茶を注いで、いざ仕事開始だ。
///
仕事は困難を極めた。
まず予算の作成というのが難問だった。
去年の決算や前年度予算、前々年度予算を参考に予算を組み上げていく作業なのだけれど、この配分が難しい。
後で委員会で審議・改訂が加えられるのだが、原案でどれほどの予算が計上されているかは部の獲得する予算に直接関わってくる。
そのため部や同好会はあの手この手で原案予算を増やそうと張り切っている(時には顧問の先生を巻き込んで、予算に関して嘆願にきたこともある)。
様々な力関係や政治的圧力が存在している中で、この予算を改訂し実情に沿ったものにするのは並大抵の労力ではない。
「前年どおり、というわけにも行かないわよね」
「そうだね。リトルバスターズにも予算枠をあげるわけにもいかないかな」
「一応同好会申請はしてあるんでしょ?同好会予算としてなら計上が可能じゃないかしら」
「他の部の反発を招きかねないよね。リトルバスターズに寮会は掌握された、って」
「その時の支持勢力はソフトボール部と家庭科部、剣道部くらいかしら。可決は無理ね」
「予算計上するだけして、後は鈴と来ヶ谷さんに任せるとか」
「まぁ、可決される可能性は低いだろうけど。私たちも、時間がないんだからそれでいいんじゃないかしら」
「オーケー」
僕は表計算ソフトの最後の行に『LB』として、その下に同好会予算の基準額を打ち込んだ。
上書き保存のショートカットキーを押して、少し待ってからノートパソコンから刺さっていたフラッシュメモリーを引き抜いた。
「佳奈多さんも悪くなったね、リトルバスターズに予算を支給するなんて」
「あなたほどじゃないわね。棗先輩より性質が悪いわ」
「褒め言葉として受け取っておくよ」
席を立ったついでに、佳奈多さんの頬に軽いキスを落とす。
佳奈多さんはちょっと恥ずかしそうな顔をしたが、すぐにまたノートパソコンに向かい合った。
321:名無しさんだよもん
08/09/29 21:16:25 Kq4IcSvE0
SS保管庫に~とおもったがエロ要素があるならムリか
322:佳奈多といちゃいちゃ① 6/13
08/09/29 21:17:36 WDlTk73C0
男子寮長が無糖アイスコーヒーをがぶ飲みしている席に近づいて、フラッシュメモリーを渡す。
「こんな感じでいいでしょうか?」
「佳奈多ちゃんの分は終わったのかい?それを見ないと何とも言えないな」
「佳奈多ちゃんは止めてください」
「いけないの、いつもこっちの彼には"そういう時に"色々呼ばれてるんじゃないのかな?」
「そこは二人の秘密なので」
「理樹も少し言葉を選びなさい。それじゃまるで、私がその、"そういう時に"ヘラヘラしてるみたいじゃない」
頬を赤らめて、極力視線をこちらに向けないようノートパソコンのモニタを凝視している佳奈多さんはやっぱり可愛らしい。
さっきからニヤけっぱなしの顔を直すこともせず、もう一度キスを落として佳奈多さんの隣の席に戻った。
「しかしいつから名前で呼び合う仲になったんだい?理樹ー、だの佳奈多さんー、だの」
「秘密です」
「絶対教えません」
「ちぇっ」
予算の原案の作成が終わり、説明会へのスピーチ案を練りながら、残りのジャムサンドを食べ、
昨日作成した書類にミスがないかを点検しながら体育館の裏側で出番を待ち、佳奈多さんと共にそのスピーチを一学年の全生徒相手に話し終えた。
ここまで僅か2時間である。
一時間以下で作った急ごしらえのスピーチだったが、佳奈多さんの抜群の説得力と僕のアドリブ能力のおかげで、盛大なる拍手を得ることができた。
男子寮長やあーちゃん先輩は口々に「いい後継者がいてよかったわ」、「最強のコンビだな」と褒めそやした。
説明会が終わったのが夜7時、さて夕食はどうしようかなどと考えていると、寮会室のドアがこんこんとノックされた。
「リキー、佳奈多さーん、お夕食の差し入れですっ」
ドアを僕が開けると、そこにはステンレスのカートを押してきたらしいクドと鈴が立っていた。
土鍋の飯ごうとまだ湯気の立っている味噌汁、ラップで綺麗に包んだ煮物などがカートに乗っていた。
「わふ、リキ。こんばんわ。1階からここまでの直通エレベータ、すごく便利ですね」
「うん、便利だった。できれば、いつでも使えるようにしてほしいな」
どうやら1階から、最上階のこの階までエレベータを使ってカートを持ってきたらしい。
クドはカートをがらがらと押しながら、寮会室に入ってきた。
323:佳奈多といちゃいちゃ① 7/13
08/09/29 21:18:56 WDlTk73C0
さながら小さな専属コックのようだった。
「夕飯を多めに作ってきましたので、皆さんでお食べください。出来ればあったかいうちにどうぞ、なのですっ」
「クドリャフカに、私も料理を教えてもらおうかしら」
「佳奈多さんならいつでも大歓迎ですよ。家庭科部室に、今すぐかむ・おん!なのです!」
「ふふ、ありがと」
クドの髪の毛を梳くように佳奈多さんが撫でると、クドは顔を赤らめて、わふっ、と声を上げた。
「理樹。リトルバスターズの"よさん"、用意してくれたのか?」
「可決されるかどうかは鈴次第だよ。委員会は来週だから、それまでに頑張れば何とかなるかもしれない」
「うーみゅ・・・とりあえずはるかやくるがやと相談してみる」
「僕も佳奈多さんも出来る限り手伝うけど、あんまりあてにはしないで。多分時間がそんなに取れないから」
「大丈夫だ。あたしは、何と言ったってリトルバスターズの"ふくりーだー"だからな」
えへんとばかりに胸を逸らす鈴。
少し危なっかしげだけれど、今の鈴はとても頼りになる存在だった。
「ごめんね。今引き継ぎの関係でバタバタしてるけど、4月に学校が始まってちょっとしたら暇になるから」
「うん、わかった。理樹もかなたも時間を見つけてあそびにこい」
クドと鈴は先に夕食を食べたそうなので、2人はもう一度僕らに挨拶して去っていった、
カートは家庭科部室のある棟の中に置いてくださいとのことだったので、僕らはさっそく夕食を頂いた。
さすがクドお手製といった感じで、食堂で食べるものとは格が違う夕食だ。
土鍋の飯ごうに入ったご飯にはところどころ焦げがついていて香ばしい。
湯気を立てる味噌汁はどうやらワカメのようで、クド拘りの逸品をふんだんに使用しているものであるようだった。
また煮物はしっかりと味が染み込んでいて、昆布らしい出汁の味が利いている。
その上クドらしい気遣いで端のほうにたくあんまで付いていたので、ご飯も煮物もすぐに完食してしまった。
「かなちゃんは、直枝くんに料理作ってあげたりはしないの?」
あーちゃん先輩は食後の緑茶をすすりつつ、何とも和やかな表情を浮かべてノートパソコンを見ている。
「美味しいですよ。佳奈多さんの手料理」
「理樹、それはあーちゃん先輩にバラさない約束でしょ」
324:佳奈多といちゃいちゃ① 8/13
08/09/29 21:19:49 WDlTk73C0
「なになに二人で『食べてみて理樹』『美味しいよ、佳奈多さんの作るものならなんでも』『理樹・・・』『佳奈多さん・・・』みたいなことまでやってたわけ?」
「やってませんっ」
実際はそれに近いことをやっていたりするのだが、さすがにそこまで言うのは止めておいた。
その後キスだけに終わらず、その場で佳奈多さんを抱いてしまったからだったが。
あの日は寮長室を貰った次の日だったので良かったが、共同炊事場でそれをやったら今頃どうなっていただろうか。
「確か理樹くんも料理作れるんだろ。これからの時代、男も料理できなきゃいけないんだろうなぁ」
同じく緑茶をすする男子寮長が呟く。
「今の女は料理作れない奴も多くてなぁ。それくらい基本ステータスだっつうの」
「からっきしダメだわ」
「あーちゃん先輩は料理できないんですか?」
「まあやることが少なかったからねぇ。多分練習すれば出来るようになるんじゃないかな」
「やっといたほうがいいんじゃない?男視点から見たら、重大要素だぜ」
「適当に時間見つけて頑張るわよ。ご馳走様でしたっと」
食器の片付けに入ったあーちゃん先輩の前で、佳奈多さんは僕のほうを見る。
「私とクドリャフカの料理、どっちがおいしかった?」
何とも典型的な、答えにくい質問の代表例が飛んでくる、
「えーと・・・その」
「やっぱりクドリャフカのほうが上手よね・・・」
佳奈多さんが受けたショックは意外と大きいらしく、意気消沈したように肩を落とした。
僕は何とかフォローしようと、色々迷ったあげく、とりあえすこう言ってみることにした。
「佳奈多さん補正で佳奈多さんの料理のがおいしいと思うよ!」
男子寮長もあーちゃん先輩も、佳奈多さんも驚いた(呆れた)ようにこっちを見る。
「佳奈多さん補正って何なのよ」
「料理には愛情、みたいな」
「・・・っ!」
真っ赤になった佳奈多さんを見ながら、佳奈多さんの唇の端っこに付いていたご飯粒を指で取り除く。
それを口に運んで飲み込んだところで、あーちゃん先輩の中断命令が下される。
「あーあーはいはい、ご馳走様でした。皆さん片付け片付けー」
男子寮長もつまらなそうにお皿をカートの上に乗せて、僕らにご馳走様と言った。
僕も苦笑して、すみませんでしたと謝った後に皿を片付けに入った。
325:308
08/09/29 21:30:03 Y4bTG8bqO
携帯から
326:308
08/09/29 21:31:29 Y4bTG8bqO
携帯から
連投制限とバイト数の規制厳しいorz
327:名無しさんだよもん
08/09/29 21:31:49 3cPWGSnd0
支援 >>321 最近SS保管庫は鯖移転してエロ可になった。絵はエロ不可のままだけど
328:308
08/09/29 21:32:56 Y4bTG8bqO
携帯から
329:佳奈多といちゃいちゃ① 9/13
08/09/29 21:37:09 WDlTk73C0
///
昨日から続いている引継ぎ資料のある程度の完成を見たところで、時刻は10時を回っていた。
大半の時間は引継ぎ資料に費やされ、また明日は手直しや点検などの仕事が待ち受けている。
この寮会室に釘付けの日々は、まだ終わりそうにない。
それでも一日のノルマが終わるとほっとした気分になるのは事実だった。
僕ら四人は今日一日の健闘を讃えあい、明日も続く地獄の行進を励ましあった。
僕と佳奈多さんはカートを押しながら、寮会室を出た。
外に出ると一片の雲もない夜空が輝いていて、しばし僕らはその美しい眺めを鑑賞した。
夜空の校舎で男女二人が仲良く、カートをがらがらと引っ張りながら歩く光景はさぞ異様だっただろう。
寮長室のある校舎から家庭科部室のある特別棟まではすぐ近くだ。
そのままカートを中に入れて置いておこうかと思ったが、皿を洗って返したほうがいいだろうということになった。
クド一人に洗い物を押し付けるのは、僕も佳奈多さんもすっきりしなかったからだ。
家庭科部室は閉まっていて誰もいない様子だったが、ポケットから取り出した鍵の束から家庭科部室の鍵を見つけ出して、鍵穴に挿し込む。
すぐに鍵はがちゃりと空いて、落ち着いた和風空間が姿を現した。
きちんと整理されたキッチンを借りて、皿洗いを始める。
とはいえ四人分で、一人当たりのお皿の数も少なかったから、僕と佳奈多さんの2人でやればすぐ終わる量だった。
洗剤を少しつけたスポンジで皿や茶碗を拭き、乾燥棚にひとつひとつを丁寧に乗っけてゆく。
佳奈多さんとこうやって二人で家事のようなことをするのも悪くはないなと、慣れた手つきで皿洗いをこなす佳奈多さんを見て思った。
ものの数分で皿は片付いて、カートも綺麗に雑巾で拭き終わる。
僕は銀色のステンレスのカートの上に『クドへ 夕飯ありとう 理樹 佳奈多』と書いたメモを置いて、家庭科部室を後にした。
特別棟のすぐ横に、女子寮新館の裏手にある寮長室への階段がある。
少し前まであーちゃん先輩の住んでいたそこは、僕と佳奈多さんの専用の空間となっていた。
今日の仕事で忘れているものが無かったかを確認しながら、僕らは階段を上った。
330:佳奈多といちゃいちゃ① 10/13
08/09/29 21:39:11 WDlTk73C0
ひとつしかないドアに、前を歩いていた佳奈多さんが鍵を差してドアノブを捻る。
ドアを開けた玄関先で、僕らは突然磁石に引き付けられたかのように抱き合った。
「理樹・・・」
「佳奈多さん・・・」
開けたドアが自然に音を立てて閉まるのと同時に、僕らは深いキスをしていた、
お互いの唇を割って、舌を絡め合わせる。
もう幾度も味わった佳奈多さんの唾の味だけれど、飽きるどころかキスをするたびにおいしくなるような気すらした。
次第にとろんとした目つきになる佳奈多さんの腰を左手で支えつつ、右手をスカートの中に潜り込ませる。
下着の上から佳奈多さんのそこを撫でると、ちょっと佳奈多さんは嫌そうな顔をした。
キスを一旦止めて、唾のブリッジが僕らの間に落ちたところで、佳奈多さんが口を開く。
「ここですると、服に皺が付くわよ」
「明日アイロン掛ければよくない?」
「スカートとかあなたのズボンとか、汚したらどうするのよ」
もう一度佳奈多さんとキスを交わした後、僕は渋々ながら佳奈多さんを解放した。
「制服姿の佳奈多さんと、一度してみたいと思ってたんだけど」
「学校を卒業した後なら、考えてあげてもいいわ」
「それじゃつまらないんだよ」
「理樹・・・あなた変態なのね。変態。制服フェチなの?」
「佳奈多さんだからだよ」
「おだてても、させてあげないわよ」
佳奈多さんは余裕しゃくしゃくで靴を脱いで、リビングへと向かう。
僕も苦笑しながら靴を脱いで、佳奈多さんの靴と僕の靴を同じ靴箱に入れた。
///
「明日何時起きだっけ」
「5時じゃなかったかしら・・・」
「ごめんね」
「理樹の変態」
331:佳奈多といちゃいちゃ① 11/13
08/09/29 21:40:15 WDlTk73C0
僕と佳奈多さんは抱き合いながらベッドの中にいた。
そういうことをした後だったので、しばらく佳奈多さんとずっと唇を合わせ続けたままだったのだが、いい加減息が苦しくなったので、キスを止めて深呼吸した後だった。
柔らかい佳奈多さんの肌や胸の感触を感じながら、髪の毛を梳くように撫でる。
髪の毛はさらさらと僕の手から零れて、佳奈多さんの香りを立てた。
佳奈多さんはシャツを前だけはだけて、僕は裸という格好だ。
シャツ越しの感覚も悪くはなかったけど、やはり直に佳奈多さんを抱き締めたいと思った。
だけれど、いつもそれだけは佳奈多さんは嫌がった。
「あなたはよくても、当の私が気持ち悪くなるのよ。せっかくしてるのに、あまり気を散らすようなことをしないで」
とは佳奈多さんの弁だった。
佳奈多さんの胸を軽く揉みながら、僕は佳奈多さんの額にキスをした。
「胸を揉まれてると、寝られないんだけど」
「事後の余韻は何とやら、でしょ。少し我慢しててよ」
「・・・ごめんなさい」
「いいよ。佳奈多さんのおっぱいが気持ちよさすぎるだけだから」
「こうすれば、いいかしら」
ちょっと佳奈多さんは距離を置いて、僕のほうに向いていた体を水平にする。
佳奈多さんは体勢を変えて、胸を揉み易くしてくれた。
「ありがと」
佳奈多さんの胸を存分に揉みしだきながら、再び僕と佳奈多さんは熱いキスを交わす。
胸の先端がまた少し硬くなってきたのを感じた。
乳首をこねたり、摘んだりしてやると、佳奈多さんはまたちょっと顔を赤くした。
「ねぇ佳奈多さん、今だけシャツ、脱がせちゃダメかな」
「・・・いつも言っているでしょう。それだけは理樹にもダメ、よ」
佳奈多さんは諦めなさい、とばかりにキスをしてくる。
「もう今日はしないから。抱き締めるだけ」
「胸は揉まなくていいの?」
「それより、佳奈多さんをぎゅっとしたいんだ」
「ばか」
佳奈多さんは僅かばかり迷うように僕を見たあと、こくりと小さく頷いた。
332:佳奈多といちゃいちゃ① 12/13
08/09/29 21:42:05 WDlTk73C0
どうやら、シャツを脱がせてもいいという意味であるらしい。
「じゃあ左手から脱がせるね」
また、こくりとうなずいて少し左手を持ち上げる。
「・・・ねぇ」
瞳の色に、僅かに恐怖の色が混じったのを僕は見逃さなかった。
胸をゆっくりと揉むのを継続しながら、僕はもう一度唇にキスをした。
「・・・嫌いに、ならない?」
「なるわけないでしょ」
また唇を合わせて、今度は唇を割ってお互いの唾液を交換しあう。
「だいすきだよ」
「うん、私も」
僕は胸を揉んでいた手を止めて、残りのシャツを脱がせにかかった。
短いキスを繰り返しながら、少しずつ、でも確実にシャツを脱がせ始める。
佳奈多さんの左手をまずシャツから抜かせた。
恐怖に潤む瞳を遮るように、僕はずっとキスを続けた。
佳奈多さんは意を決したように、少し起き上がってくれた。
僕は僅かにできた隙間からシャツを抜き去り、一気に右手も脱がした。
そしてそのシャツを端に寄せてから、僕は佳奈多さんの視界に腕が入らないように彼女を両手で抱き締めた。
「ん・・・」
柔らかな全身の感触。
333:佳奈多といちゃいちゃ① 13/13
08/09/29 21:43:08 WDlTk73C0
そして丁度右手の部分に触れる、何かガサガサとした感触。
おそらく、ここらへんが酷い傷になっているのだろうと予想した。
でもそんなことは、今の僕は気にしなかった。
胸板にぶつかる、二木さんの胸。細い腰と腕。そしてその傷。
全てが愛おしく、また手放したくない感触だった。
「佳奈多さん」
「・・・今度は何よ」
「やっぱり、佳奈多さんはこっちのほうが可愛いよ」
「・・・うん」
「全部、佳奈多さんだもの。この胸も、腕も、腰も、髪も、傷も、だいすきだから」
うん、と佳奈多さんは微笑んでくれた。
僕もそれに微笑み返して、頬に軽いキス。
「それとさ。もう一回戦、だめかな?」
「ばか」
「だめ?」
「少しは考えなさい」
僕らはくすくすと笑いあう。
明日も明後日もまた忙しい日々が続くのだろうけど、この腕の中にある感触がある限り、僕らは頑張れる。
「じゃあ・・・」
「理樹」
「・・・だいすきだよ、佳奈多さん」
「理樹、だいすき」
僕らはにっこりと笑い合って、今日何度目か分からないキスを交わした。
334:佳奈多といちゃいちゃ① あとがき
08/09/29 21:45:16 WDlTk73C0
あとがき
ただ単純にかなたんを愛でたいだけですw
深い意味も落ちもありません。砂糖吐いて頂ければ幸いです。
どう見てもかなたんデレデレすぎて別人です、本当に(ry
かなたんのツンって逆に書きづらい気がするのは私だけでしょうか?
かなたんの長編SSを書いているのですが、どうも行き詰っている感があったので書いてみました。
所要時間、僅か5時間w
突貫工事かつただリビドーの向くままに書いた作品なので、あまりクオリティは気にしないで下さると幸いです。
何かおぎおぎできるアイディアかシチュを皆さんが下されば、それを書いてみたいと思います。
いやっほーう!かなたん最高!
*投下した後の追記
連投規制、やっぱり厳しいですね。
支援してくださった方、ありがとうございます。
今後SS投下する際は少し考えようかな・・・
335:名無しさんだよもん
08/09/29 22:05:53 mniWGz5V0
・・・じゃなくて…にしてくれ
336:名無しさんだよもん
08/09/29 22:55:03 i5uPiEig0
>>334
これ、DNML化していい?
OKならここからここはこのBGM~って指定してくれるとすごく助かる
337:308
08/09/29 22:58:34 WDlTk73C0
>>335
そうですね。今後訂正させていただきます
>>336
マジですか!
是非ともお願いします
一時間ほど後で、曲とかを指定してtxtでうpしますね。
それでもよいでしょうか?
338:名無しさんだよもん
08/09/29 23:09:50 i5uPiEig0
>>337
おk
339:名無しさんだよもん
08/09/29 23:36:42 0hKI52mJ0
今、急に電波が飛んできたんだけど相川君×さささのSSってこのスレの住人的には需要ある?
340:名無しさんだよもん
08/09/30 00:02:21 LcJvLcwT0
>>338
URLリンク(www1.axfc.net)
明日までです
完成、楽しみに待ってます!
>>339
ネタ方向なら是非かもーん
341:名無しさんだよもん
08/09/30 00:02:55 LcJvLcwT0
パス書き忘れた
パスは『かなたん』です
342:名無しさんだよもん
08/09/30 00:10:08 dSI4+rJI0
>>341
thx
なるべく早く作ります。
343:名無しさんだよもん
08/09/30 01:53:36 hGkdMunX0
>>334
ざー(←砂吐く音
344:336
08/09/30 20:42:15 dSI4+rJI0
「佳奈多といちゃいちゃ」DNMLできました!
URLリンク(sphiemya.hp.infoseek.co.jp)
ミスやらこうしたほうが的なことは可能なら修正します。
あと、DNMLにするにあたって文字数制限などの都合で一部文章を元SSから改変していますので、ご了承ください。
345:SS作者
08/09/30 20:58:24 LcJvLcwT0
>>344
うおおおおおおおお!
ありがとうございます!
ちょっとかなたんとちゅっちゅしてくる
346:名無しさんだよもん
08/10/01 07:44:43 ftt7i26a0
真人「来ヶ谷よぉ、ちょっといいか?」
来ヶ谷「何だね真人少年」
真人「理樹の奴、彼女できてから俺にあんまり構ってくれねぇんだよ・・・。俺どうすりゃいいんだ・・・?」
来ヶ谷「ほう。それならば今後理樹君と話すときに、語頭に「ウホッ」、語尾に「やらないか」とつけて話すといい。
真人「おっしゃ、わかったぜ!」
数日後
真人「・・・理樹が・・・理樹が・・・謙吾とルームメイトになるってよぉ・・・俺何かやっちまったのか・・・?」
反省はしている。たぶん。
347:名無しさんだよもん
08/10/01 11:21:03 M45wwnYu0
>>345
遅レスだけどSSおぎおぎさせて…いや楽しませてもらいました
かなたんのデレはたまらんね!
348:名無しさんだよもん
08/10/01 17:46:19 PkSh72QgO
この来ケ谷シリーズ最高だww
349:名無しさんだよもん
08/10/01 18:01:19 5u/TQGm30
真人「ウホッ、理樹ー今帰ったぜー。やらないか」
理樹「あはは、何をやるんだよ真人ってば」
真人「ウホッ、そりゃえっと、血湧き肉踊ることをじゃねぇか?やらないか」
理樹「いやいやいや」
真人「ウホッ、理樹!やらないか」
理樹「えっ!?」
真人「ウホッ、ノート見せて・・・じゃなかった、一緒に宿題やろうぜ!やらないか」
理樹「ああ、うん・・・・英語だっけ?」
真人「ウホッ、食った食った!そろそろ部屋に戻ろうぜ。やらないか」
理樹「ぼ、僕はちょっと謙吾と話があるから」
真人「ウホッ、そうか?やらないか」
真人「ウホッ、ふう、筋トレで汗かいたし、ちょっくらシャワー浴びてくるわ。やらないか」
理樹「・・・・・あのさ、ちょっと話があるんだけど。
かくかくしかじかで、今日から謙吾の部屋でお世話になる事にしたから」
真人「ウホぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?やらないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
こうなるのか
350:名無しさんだよもん
08/10/01 19:18:36 YBvbHe2P0
>>349
めっさワロタw
351:346
08/10/01 19:32:31 ENuEFLtS0
>>349
GJ、実際やるとここまで酷いのかよww
なんかもう俺マジで反省してくるっ
352:名無しさんだよもん
08/10/01 20:28:18 EhcQgtM4O
佳奈多「来ヶ谷さん、すこしいいですか?」
来ヶ谷「私に相談とは佳奈多くんにしては珍しいな、してどうしたのかね?」
佳奈多「最近葉留佳の悪戯が度を過ぎててストレスが…」
来ヶ谷「ほう…、確かに反省も必要ではあるな。少し耳をかしたまえ」
ごにょごにょ…
佳奈多「あまり気乗りしませんが…、わかりました」
数日後
葉留佳「姉御おおぉぉ!なんか身に覚えないのに最近風紀委員が追いかけてくるんですヨ!!」
風紀委員「見つけたぞ三枝葉留佳!!」
葉留佳「ひやぁ~!はるちんピーンチ!」
佳奈多「…ふぅ」
佳奈多のキャラが違う?悪戯する佳奈多も可愛いじゃないk(ry
353:名無しさんだよもん
08/10/01 23:36:56 XR54Kayn0
美鳥「来ヶ谷さん、ちょっといいかな?」
来ヶ谷「なんと、今度は美鳥くんか。今日は千客万来だな……用件を聞こうか」
美鳥「実は最近美魚が構ってくれなくて……」
来ヶ谷「ほう。それはいわゆる、夜の――」
美鳥「言っておくけど、おかしな意味じゃないわよ」
来ヶ谷「その話の振り方、さすがに西澤家の一員なだけはあるね……
まあ、ともかく耳をかしたまえ。さあ、ずいっと」
美鳥「耳に息を吹きかけたりしないでね?」
来ヶ谷「ふっ……はっはっはっはっはっ」
美鳥(誤魔化したな……)
後日
美鳥「……美鳥?なぜこんな朝早く(まともな登校時間)に通学路にいるのですか?」
美鳥「あら、美魚さん。ごきげんよう」
美鳥「(ズキューン☆)」
美鳥「あら、どうしたのかしら美魚さん?……タイが曲がっていてよ?」
美鳥「こ…………これは意外にもアリです」
――――
美鳥「これは……確かにアリね………どう考えてもアリね」
美魚「妄想に水を差して悪いのですが、どう考えても無しですね」
354:名無しさんだよもん
08/10/02 00:07:17 SmMXPvcd0
もうちょっと推敲しようぜ
355:名無しさんだよもん
08/10/02 01:26:00 RDJj+0kx0
俺の友人(女)に西澤がいるからちょっとビックリした
356:名無しさんだよもん
08/10/02 03:43:53 tfpLJpVz0
理樹「来ヶ谷さん、ちょっといいかな?」
唯湖「ほう、これは先日のコマリマックスの『最近来ない』発言で、ついプロポーズしてしまうくらい心当たり満載の理樹君ではないか」
理樹「いや、プロポーズ自体は後悔してないけど。いつかするつもりだったし」
唯湖「・・・君は最近手ごわくなったな。で、何かね?」
理樹「うん、アルバイトやろうかな、と思うんだけど、来ヶ谷さんから見て、僕に向いてそうなのって何かな、と思って」
唯湖「ほう。そうだな、ここは意表をついて執事喫茶などどうだ?」
理樹「なるほど・・・。じゃあ来ヶ谷さん、せっかくだから練習に付き合ってね」
唯湖「・・・何?」
数時間後
理樹「どうぞ、唯湖お嬢様、お茶が入りましたよ」
小毬「唯湖お嬢様~、美味しいクッキーですよ~、はい、召し上がれ~」
唯湖「・・・悪かった、私が悪かった、だからそのお嬢様はもう勘弁してくれ・・・。というか、なぜコマリマックスまでメイド姿でいるのだ・・・?」
たまには姉御が負けても良いんじゃないかと思った。後悔も反省もしていない。
357:名無しさんだよもん
08/10/02 07:48:34 dSRlYroWO
このシリーズほんとおもしろすぎw
358:名無しさんだよもん
08/10/02 09:59:02 7Xd+F09C0
このシリーズは新しい風を呼び込むなw
359:名無しさんだよもん
08/10/03 11:06:06 nJ5hqzuy0
美魚「私をッ、洗い流すのですねッ!!」
葉留佳「み、みおちん…?」
美魚「消え去りし夕べの足跡が滲む、嘗て頽廃に埋もれた地に真白の耀きを伴って―」
ふらりと恭介立ち寄る。
恭介「その言語的モラトリアムの魅力は、引き出せていないのと同じだ!」
美魚「意味が分かりません!嫌ッ!分かりたくないッ!!」
葉留佳「………」
The next day
美魚「ですからここはこうして下さい」
佳奈多「shala…て本当に……こうする必要あるの?」
美魚「はい」
佳奈多「いいわ。わかったわよ。shalala……ふーわー」
謙吾「おうっ? なにやら楽しそうな声が聞こえてくるな…」
葉留佳「(お姉ちゃん……!)」
360:名無しさんだよもん
08/10/03 11:44:57 nJ5hqzuy0
書いてしまった…
361:筋肉バカの末路
08/10/04 15:36:52 FZXsFHvkO
ある夜のこと、真人の夢枕に神様が現れ言いました
「少年よ、そなたの望みを一つだけ叶えてしんぜよう」
真人は答えました
「お、俺を筋肉にして下さい!!」
翌朝、目を覚ました理樹は真人のベッドに醜い肉塊を見ることとなった
362:名無しさんだよもん
08/10/04 16:20:38 9HH0pAJS0
みんなはこれを馬鹿なことだというかもしれない。
実際、筋肉となった真人はしゃべることも動くこともできなかった。
時々、ピク、ピク、と動く姿はまさに醜い肉塊だといえる。
大好きだった筋トレをすることもできない。
カツを口いっぱい頬張ることもできない。
でも、そうであったとしても、彼にとってはそれがしあわせなことだったんだ。
僕にはその気持ちがが伝わったような気がした。
きっとあと少しの命であろうそれに、僕は最後にこう言った。
「真人、遊ぼう?ほら、筋肉筋肉~」
ほんの一瞬だったけど。
真人の筋肉筋肉~という言葉が、僕の耳に小さくきこえた。
363:361
08/10/04 16:53:11 9HH0pAJS0
思わず続き書いてしまった…>>361、まだ何か書く予定だったんならすまん
364:362
08/10/04 16:54:21 9HH0pAJS0
間違ったこっちだったorz
365:名無しさんだよもん
08/10/04 17:36:48 CZdNGW1O0
なんかもうこの一言しかないな・・・。
うわぁ・・・。
366:名無しさんだよもん
08/10/04 17:37:22 3R6SmTOR0
「あっ―」と声を漏らしてしまった。
眉根をひそめる間さえなく、小さな灰色の体が跳ねられた。
グシという短い音が遅れて耳に届いた。
白黒の一瞬の景色。
けたたましい音が過ぎ去るとともに、濡れた交差点が赤く色付いていった。
歩道を渡ろうとしていた近くの学校の子供が呆然と立ち尽くしている。
僕もまた、裏返った体の端々から骨を覗かせるその鳥の姿を見て、凍り付いていた。
見るに堪えず、目を伏せてしまった。
コッコと歩いていたあの鳥の姿は薄汚れていた。
だけどあの鳥は鳩であったような気がして、死なれたことが酷く悲しい。
367:名無しさんだよもん
08/10/04 18:17:48 zfpju5yv0
なんというか病んでる人が多いな
368:名無しさんだよもん
08/10/04 19:00:48 3R6SmTOR0
興ざめさせて悪いけど一応名乗る。366・359です。
轢かせたくなかったが気付いたら轢いていたというか、轢かれたというか、
轢かれるべくして轢かれたというか、入り混じってしまい無念。
勝手ですが、でも書くことはやっぱ好きです。少しずつ努力します・・・
369:名無しさんだよもん
08/10/04 19:14:24 Bu1ICinu0
意味わかんね
自分で投稿する前に読み直したらどうよ
370:名無しさんだよもん
08/10/04 19:16:54 HCWME887O
なんか時期外れなバレンタインSSが出来たんだが九時頃投下していいかな?
371:名無しさんだよもん
08/10/04 19:17:15 3R6SmTOR0
もう少し詳しく教えて。
372:名無しさんだよもん
08/10/04 19:18:10 9HH0pAJS0
>>370
もちろんおk
期待して待ってる
373:名無しさんだよもん
08/10/04 19:32:31 +ZyLFri4O
>>366
これってリトバス成分どこにあるんだ?
374:名無しさんだよもん
08/10/04 19:43:08 3R6SmTOR0
>>370
期待2
>>373
たしかに。理樹って言っても描写に欠ける。
214のマボロシのときもそうだけど、乱暴になるときがあるので反省します。
375:名無しさんだよもん
08/10/04 19:58:51 Bu1ICinu0
>>371
俺宛か?
じゃぁはっきり書こう。
日本語としては間違っていないと思うし、文章自体は読みにくいものではない。
ただし、>>366>>359の文章だけ書かれても正直な所全く持って何を伝えたいのかがさっぱりわからない。
読んだ限りの印象では(>>366が特にだが)小説の一部を強引に抜き出した感じを受ける。
もし貴方の脳内では>>366ではもうちょっと意味のある話が構成されていたとしたら、
それを読者にわかるように書かなくてはまったくもって意味がなさない。
ここがリトバス妄想スレである事から>>366は「僕」という一人称から辛うじて理樹の物語であることが推察できるが、
それでも理解できるのは理樹が鳩?を死んだのを見て、悲しんだという出来事が書かれているに過ぎない。
で、それを読んだ側としては「何を求めてこれを書いたのかがさっぱりわからない」
という結論に至るわけだ。
特に面白いネタを仕込んでいるわけでもないし、何か意外性のあるネタでも無い。
リトバス世界で起こりうる事実かも知れないが、わざわざ文章に起こして書くだけのものなのか?
ということ。
本気で>>366がそれだけで面白い!と思っているなら同情するよ。いろんな意味で
376:名無しさんだよもん
08/10/04 20:07:07 3R6SmTOR0
でも俺はそういうものも書き物だと思ってる。
俺自身は面白いと思ってます。
あと引用について言うと、好きだけど、366はゼロ。
多少節度は覚えたつもり。足らないけど。
まだあれば聞きたい。8時30くらいまで…?
377:名無しさんだよもん
08/10/04 20:21:25 +ZyLFri4O
>>376
確かに書き物に違いないし、書くことが好きだというのも共感できる
ただ、それが求められているかは別
ここがリトバスの妄想スレだということを考えるとリトバス成分が少ないのは致命的
そして>>375のいう通りなにを伝えたいのかわからない
ただイチャイチャしてるだけのものならいいけどお前が書いてる感じのはそれがないと何の意味も持たないだろ
378:名無しさんだよもん
08/10/04 20:29:39 3HWsydX30
他人が読んで訳が解らない物は書き物ではあっても読み物じゃないんだよ
379:名無しさんだよもん
08/10/04 20:56:17 8dBpHKwo0
>>366は「一シーンとして見れば」別にそんな悪いものではないと思うよ
ただシーンとしては悪くなくとも、そこへ至るまでの経緯だとかそこから先の展開とかの描写が全くない以上、ストーリーとしては成立していない
たとえどんな名シーンでも、そこだけ見せられて「いいストーリーだ」と評価することはできない
例えば、リトバスのニューゲームを選択していきなり恭介の泣き顔が大写しになって「そんなの俺のほうが嫌に決まってんだろ!」と叫ぶ、それで感動できるかな?
まともな感性の人間ならまず感動できない、それどころか「は? 何言ってんのこいつ?」となる
つまりはそういうことだよ
380:名無しさんだよもん
08/10/04 20:58:37 3R6SmTOR0
>>370
ごめん、少し時間下さい
381:>>370
08/10/04 20:59:18 HCWME887O
んじゃ流れスルーしてそろそろ投下しますね
382:名無しさんだよもん
08/10/04 21:00:07 HCWME887O
あ、了解した
9:00→9:30でいいか?
383:名無しさんだよもん
08/10/04 21:02:15 3R6SmTOR0
あ、ありがとう、ハードだ…
384:名無しさんだよもん
08/10/04 21:04:01 +ZyLFri4O
>>382
それでおk
なんか俺達でごちゃごちゃやっててスマン
385:名無しさんだよもん
08/10/04 21:06:17 3R6SmTOR0
>>379
そういう短編は一杯あると思う。理解できないこと話だって沢山あるし。
386:名無しさんだよもん
08/10/04 21:07:27 3R6SmTOR0
>>378
読み物に関する捉え方が違ってもいいじゃん
387:名無しさんだよもん
08/10/04 21:09:23 3HWsydX30
違ってもいいけど、大多数の人間と違っていたらそれはまず受け入れられない
受け入れられなかった結果が現状なわけ
それでもいいならそのまま生きていくといい
388:名無しさんだよもん
08/10/04 21:11:22 Bu1ICinu0
>>385-386
他人の意見聞く気が無いなら書き込むな、人にモノを尋ねるな
自分のホームページでも作ってそこでセンズリぶっこいてろ
ここはあくまで掲示板だ、おまえの所有物じゃない
389:名無しさんだよもん
08/10/04 21:14:21 RihRqrtz0
逆に言えば、リトバス成分があれば
多少の電波でも受け入れるのがここなんだが
それでこの反応ってことで察しろとしか言いようがない
390:名無しさんだよもん
08/10/04 21:17:20 +ZyLFri4O
>>385
理解できないのは読解力がないだけじゃないか?
何も伝えることがないんなら、そもそも書く必要がない
話しには必ず伝えるべきものがあるんだよ
>>366にはそれがないように感じるし、ただ書きたいだけなら自分の中だけで済ませてくれ
それとも、なにか伝えたいことが>>366の中にかいてあったなら言ってくれ
もう一度読み直して、なにか感じとろうとするから
391:名無しさんだよもん
08/10/04 21:18:04 Pd9vo2KF0
テスト
392:名無しさんだよもん
08/10/04 21:18:58 3R6SmTOR0
>>387
そういう目で見られるのは辛いには辛いけど、まぁ現に今俺は生きているわけ。
>>377
スミマセン、ちょっと待ってください。
それと、これで最後にします。収拾つかなくて申し訳ない。
393:名無しさんだよもん
08/10/04 21:19:47 9HH0pAJS0
ID:HCWME887OのSSは無事に投下することができるのだろうか…
394:名無しさんだよもん
08/10/04 21:21:36 3R6SmTOR0
>>377
やり過ぎてしまうことがあるから悪いのか、自分に悪意があるのかは正直なところ
判別がつかない。自分からは決して込めていないけど、あとから見直して後悔することも多いです。
他人の見え方に対する配慮やなんかはしていても、あとから変ってしまうことも多いし。
と、続きあります。
395:名無しさんだよもん
08/10/04 21:23:08 lA5NI+Mq0
バレンタインSSはまだか
396:名無しさんだよもん
08/10/04 21:23:43 3R6SmTOR0
>>394の自分の文章ちょっとおかしい
397:名無しさんだよもん
08/10/04 21:25:09 9HH0pAJS0
>>396
わかったからさっさと終わらせてくれ…もう30分ずらされてるやつもいるんだからさ
398:名無しさんだよもん
08/10/04 21:28:38 HCWME887O
とりあえず約束だし投下しますね
支援は間隔で判断して頂けると嬉しいです
399:名無しさんだよもん
08/10/04 21:30:17 3R6SmTOR0
くぁごめん
心当たりがあるのは需要と場所と配慮の問題なんですけど…。
一口じゃ言えない…。
配慮はふたつあると思うんですが、key自体と、みんなへの配慮…が大きいですね…
ただ出来そうなことが出来ないやつだと思ってもらえれば一番いいんですが…
400:時期外れなバレンタインネタ1/6?
08/10/04 21:30:51 HCWME887O
「理樹。筋肉とチョコどっちがいい?」
朝っぱらから真人が意味不明だった…
本日2月14日と言えば全国の男子が期待を胸に抱きながらオギオギ…もといドキドキする日である。
そんな日の始まりがこれだ
「俺からのバレンタインプレゼントだって。遠慮するなよ理樹」
「いや、いらないから…」
遠慮も何も男からなんかいらない…
「理樹、お前は来ヶ谷のチョコしか受け取らない気か!?せっかく俺も用意してきたのに…」
「えぇー…」
謙吾までいい感じにネジがぶっ飛んでいた
「まぁコイツ等のチョコは置いといてだ。来ヶ谷からチョコは貰えそうなのか?」
興味しんしんといった感じで恭介が聞いてくる
「期待してるがいい理樹くん、とかは言ってたけど詳しくは知らないよ…」
「なんだちゃんと進展してるじゃないかハッハッハ!」
「も、もう恭介茶化すのはやめてよ…」
自分の顔が赤くなっていくのを感じる。
ある日の放課後に放送室に呼び出され僕は来ヶ谷さんから告白されつき合う事になった。
あの日以来、来ヶ谷さんは人目を気にせず僕にくっついてくるようになった…教室でも抱きついてくるから正直恥ずかしくたって仕方ない
「理樹、お前にやる」
そんな事を思い出していると鈴が声をかけてきた
「…チロルチョコ?」
「悪いかボケーッ!」
…うん、まぁ今までの鈴ならバレンタインにすら無関心だったから進歩したって考えよう
「せっかく理樹のために筋肉チョコ作ったのにちきしょう…」
「俺も理樹への思いを込めてリトルバスターズチョコを作ったのに…くっ、不覚だ」
「こいつらくちゃくちゃキモイぞ」
意外にも2人のチョコは手作りだった。てか筋肉チョコってなんなのさ…
401:時期外れなバレンタインネタ2/6?
08/10/04 21:33:45 HCWME887O
それから四時間目まではかなり大変だった。
休み時間ごとにバスターズのみんなにチョコを渡されるため周りの目が鋭かった…、そして現在昼休みまで残り10分もない数学の時間
「それにしても来ヶ谷さんどうしたんだろ…」
来ヶ谷さんが授業をサボるのは珍しくはないが午前中の授業全てをサボるのは珍しい。メールを送っても返信がなかったし少し不安になる
そんなことを思っているとに携帯が震える
「授業中に誰からだろ…?」
先生に見つからないようにメールを確認する
From:来ヶ谷
昼休みに放送室で待っているぞ。
…来ヶ谷さんからだった。昼食はいらないってことはお弁当でも用意してくれているのだろうか?
なにより朝から来ヶ谷さんに会っていないので早く会いたい
そんなこんなで四時間目の終わりを告げるチャイムが鳴る。早速放送室に向かった
「ふぅ…」
ここに来る前に買っておいた缶コーヒーを飲む。
「理樹くんは喜んでくれるだろうか…?」
手の中には私には似合わない可愛らしい包みがちょこんと乗っている。
今日の朝に小毬君に作り方を教わり作ったチョコレートだ。
…今度小毬君にはお礼をしなくてはな。もずくかキムチを渡しても彼女なら受け取るんだろうなと�
402:名無しさんだよもん
08/10/04 21:33:55 Bu1ICinu0
支援
403:時期外れなバレンタインネタ3/6?
08/10/04 21:38:55 HCWME887O
「来ヶ谷さんきたよ」
「理樹くんか、入ってくれてかまんよ」
…照れ隠しに理樹くんでもいじるか
ノックして放送室に入る
「お待たせ来ヶ谷さ…あれ?」
来ヶ谷さんの姿がない…?
「どっかいったのかな…ーうわっ!?」
後ろから抱きつかれた…
「あぁ、相変わらず抱き心地がいいな理樹くんは…」
なんかハァハァされてるんですが!?
「く、、来ヶ谷さん?」
「すまなかった理樹くん。なんとなく抱きつきたかったんだ」
そう言われむぎゅむぎゅされる
「ほぅ、抵抗はしないのか理樹くん?」
「まぁ、その…、僕も抱きつこうって考えてたから」
「なっ、」
「仕方ないでしょ?今日は朝から話も出来なかったしさ」
「それはすまなかったな理樹くん、だがー」
「よっ、と…」
唯子さんの力が緩んだのを見計らって抜け出し後ろから抱きしめる
「り、理樹くん!?」
来ヶ谷さんの顔が真っ赤になる。相変わらずせめられるのには弱いようだ
「ーーっ///」
何分くらいそのままの状態でいただろうか、僕は満足して手を離す
「理樹くんはいじわるだ…」
少し拗ねたようにいう来ヶ谷さんも可愛いな、とか思ってしまう僕はすっかり溺れてるようだ
404:名無しさんだよもん
08/10/04 21:40:18 Bu1ICinu0
支援
405:時期外れなバレンタインネタ4/6?
08/10/04 21:42:26 HCWME887O
「ごめんね来ヶ谷さん、ところで午前中はどうしたのさ?」
「あぁそのことか、その前に確認だが…笑わないか理樹くん?」
「えぇ、なににさ?」
「ええい、いいから笑わないと誓え、誓わないと殺す、逃げても殺す」
「理不尽だよ…」
「すまない少し取り乱してしまった…。その、理樹くん」
来ヶ谷さんが何か覚悟したような感じで顔をあげる
「なに来ヶ谷さん?」
「その…なんだ‥これをあげよう、つまり…バレンタインのチョコレートだ」
そういって渡された袋はとても可愛らしい包みに包まれていた
「もしかして午前中いなかったのはコレを作っていたから?」
「うむ、今日の午前中は小毬君にチョコの作り方を教えてもらうためにサボったんだ…」
「僕のために授業サボらなくてもいいじゃないのかな…」
そのために午前中は寂しい思いをしたんだし
「む、仕方ないだろ理樹くんには初めて作るのだから美味しいチョコレートを…って恥ずかしいことを言わせるな!」
逆切れされた!?
「えぇー…、だけどすごく嬉しいよ。開けてみてもいいかな?」
「…あぁ」
可愛らしい包みを開けてみると中にはいろいろな形をしたチョコレートが入っていた。そのうちの一つを取り出し口に入れる、ミた!?
「えぇー…、だけどすごく嬉しいよ。開けてみてもいいかな?」
「…あぁ」
可愛らしい包みを開けてみると中にはいろいろな形をしたチョコレートが入っていた。そのうちの一つを取り出し口に入れる、ミルクチョコだろうかほんのりとした甘さが伝わってくる。
406:時期外れなバレンタインネタ5/6
08/10/04 21:45:14 HCWME887O
「うん、初めてとは思えないくらい美味しいよ。」
「そ、そうかそれはよかった」
心なしか来ヶ谷さんも嬉しそうだ
「よし、理樹くんお姉さんが口移しで食べさせてあげようか?」
「いやいやいや!?しなくていいよからね?」
来ヶ谷さんは来ヶ谷さんだった!!
「照れることはないぞ理樹くん?ほら…」
来ヶ谷さんがチョコレートをくわえてキスをしてくる
ヤバいハンパなく甘い、チョコレートもそうだがこの雰囲気が甘すぎる。
並みの人なら入った瞬間逃げ出すだろう。正直脳みそが溶けそうなんですけど…
「ーぷはっ。どうだった理樹くん?」
「すごく…甘かったし恥ずかしかった」
現に二人とも顔が真っ赤だ
「だけど嫌じゃなかっただろう?」
「そりゃぁ来ヶ谷さんとキスするのは嬉しいし…」
「ふむ?じゃあ…」
また来ヶ谷さんがチョコレートをくわえてキスをしてきー
407:名無しさんだよもん
08/10/04 21:47:07 qSoct0zn0
支援支援
408:時期外れなバレンタインネタ6/6
08/10/04 21:48:20 HCWME887O
「姉御~、ちょっと相談に…ひゃあ!?」
沈黙。三人とも固まっていると来ヶ谷さんがゆらりと動き出す
「あ、ああ姉御?これはですね偶然であり悪気はな‥」
来ヶ谷さんが葉留佳さんの首筋を掴む
「理樹くん待っていてくれ、なに少し世間の厳しさを教えてくるだけだ」
みると葉留佳さんが目で助けを求めてきている。だが僕にはどうしようもない
「…うん行ってらっしゃい2人共」
「うぅ…、理樹くんの薄~情~者~」
「はっはっは、では逝こうか葉留佳くん?」
しばらくした後校内で女生徒が筋肉に囲まれた状態で倒れているのが発見された…
教訓:熱烈な愛はチョコをも溶かす
409:名無しさんだよもん
08/10/04 21:50:31 HCWME887O
以上。
改行ミス、誤字脱字あったらすみません
ちょっとやり過ぎた感がありますが…指摘ありましたらお願いします
410:名無しさんだよもん
08/10/04 22:13:07 bPKRQWE30
面白かった!・・・けどここ(↓)おかしくない?
可愛らしい包みを開けてみると中にはいろいろな形をしたチョコレートが入っていた。そのうちの一つを取り出し口に入れる、ミた!?
「えぇー…、だけどすごく嬉しいよ。開けてみてもいいかな?」
411:名無しさんだよもん
08/10/04 22:14:35 3R6SmTOR0
早々のコメントは荷が重いけど、楽しい感じが出ててリトバスしてると思った。
今まで本当にごめん。謝る相手が違ってたらなおごめん。
412:名無しさんだよもん
08/10/04 22:21:47 HCWME887O
>>410
やらかしましたOTZ
そのうちの一つを取り出し口に入れる、ミルクチョコだろうかほんのりとした甘さが伝わってくる。
「うん、初めてとは思えないくらい美味しいよ。」
で繋がるはずです
413:名無しさんだよもん
08/10/05 18:41:52 kQRbvXapO
鈴「来ヶ谷、すこし相談がある」
来ヶ谷「おや、愛しい鈴くんではないか。どうしたいったい?」
鈴「馬鹿兄貴のド変態を何とかしたい」
来ヶ谷「愛しいという部分はスルーか…、お姉さん寂しいな。つまり恭介氏の(21)疑惑のことか?」
鈴「あぁ、このままじゃ私まで変態な兄妹と思われてしまう。それは嫌だ」
来ヶ谷「まぁリトルバスターズに所属している時点で面白い人とは思われるが…、よしお姉さん名案が浮かんだぞ。鈴くん耳を貸したまえ」
鈴「ん」
来ヶ谷「ふー」
鈴「息吹きかけるなー!ふかー!」
来ヶ谷「はっはっは、冗談だ。恭介氏に「ロリコンなお兄ちゃんなんか嫌いだもん!」っていってやるがいい。」
鈴「お兄ちゃんなんか誰が言うか」
来ヶ谷「一回だけだ、それでロリコンではなくなる」
鈴「来ヶ谷がいうなら試してみる…」
来ヶ谷「うむ、鈴くんmission startだ」
数日後
鈴「来ヶ谷、確かに馬鹿兄貴は(21)ではなくなった。だが…」
恭介「鈴、何か欲しいものあるか?お兄ちゃんなんでも買ってやるぞ!!はぁ…はぁ…」
鈴「極度のシスコンになったわボケーーーーッ!!!!!」
来ヶ谷「これは更に変態度を増したな…」
終われ
414:名無しさんだよもん
08/10/06 03:25:30 TSS6S4hc0
鳥は自由だと、僕は常々そう思っていた。
「鳥は気楽でいいよね。僕も鳥になりたかった」
「そうか? 鳥になったら、カツが食べられなくなっちまうじゃねえか」
「いやいやいや、僕はそこまでカツが好きなわけじゃないから」
「何だよ。そんなこと言ってると、大きくなれねえぞ?」
買い物からの帰り道。
僕は真人と歩いていた。
「あ―」
それを見たとき、僕は思わず声を漏らしてしまった。
路上に一羽の鳥がいた。
助けなきゃ、と走り出す隙もなく、小さな灰色の体が跳ねられる。
世界が白と黒の静寂に染まる。
一瞬、全てが止まってしまったような感覚に襲われた。
しかし、それは気のせいだったのか、やがて道路は音を取り戻す。
エンジン音の後に残ったのは、赤く色付いた路面だけだった。
辺りを見ると、歩道を渡ろうとしていた子供達が呆然と立ち尽くしている。
僕もまた、裏返った体の端々から骨を覗かせるその鳥の姿を見て、凍り付いていた。
やがて、見るに堪えず、目を伏せてしまう。
真人が心配そうに僕を見た。
「大丈夫か?」と言いたそうだったが、黙って僕の言葉を待っていた。
僕はどうにか口を開く。のどがからからだった。
「行こう」
「……ああ」
415:名無しさんだよもん
08/10/06 03:26:13 TSS6S4hc0
車にひかれたあの鳥は、無様にその死骸をさらす事になった。
だけど、僕は鳥が華麗に空を舞う姿をよく知っているから、知っているだけに、酷く悲しい。
僕は鳥になれなかったけれど、鳥は僕のようになるかもしれないんだ。
その日の夕食は、鶏の唐揚げだった。
>>366を読んで、つまり言いたいのはこういう事なのかなあと思って添削してみたけど、大差ないか。
力不足ですね、すみません。
読んでいて思ったのは、まず、意味ありげな表現で煙に巻くのはどうかと思ったです。
「文学的表現なんだ! アンタ達にはそれが分からないんだ!」
と言いたくなるのは分かるけど、一SSスレでそんな事を言ってどうするん? って感じです。
ここにいるのは衒学マニアでも何でもなく、
「クドの頭をなでたい」、「西園さんは眼鏡をかけるべきだと思う」、「美鳥出ておいで美鳥」
といったような事に情熱を燃やしている人たちが主です。
表現についてもう少し言わせていただきますと、
今回の作品では、どうして鳩が死ぬと悲しいのかが不明瞭です。
鳩について何かしらのイメージを持っているのでしょうが、他人のイメージと合致するとは限りません。
(EXで鳩についての記述が追加されていた場合は申し訳ございません。恥ずかしながら、未プレイです)
また、恐らく、轢死に関連する一シーンか、あるいはアイデアのようなものを思いついたのでしょうが、
まずはPC内のメモ帳に記録する事から始めてはいかがでしょうか。上手い下手以前に、書き方が雑です。
状況説明もなく、何かを伝えようという意思が希薄に感じられます。
たまに思いつきで投下される短文もありますが、ああいったものは発展性が重視されているのに対して、
この作品はあまり発展性のある話題だとは思えません。各キャラが鳥の死骸を見てどう思うかについて、
このスレで議論が交わされる事は、まずないと言っても過言ではないでしょう。
最後に一言。理樹はこんな事言わない。
416:名無しさんだよもん
08/10/06 03:47:38 tXhYk+ks0
最後の一言言いたい為だけに話を蒸し返すのもどうかと思うが?
417:名無しさんだよもん
08/10/06 03:52:19 wbHiCvqT0
>>413
うぁ、鈴ネタもろにかぶった!
しかもこっちのが面白いしwww
うん、俺のはお蔵入りにしとこう。
418:名無しさんだよもん
08/10/06 07:33:31 Q75o5eIVO
>>417
まあそう言わずに投下するんだ
419:名無しさんだよもん
08/10/06 15:15:47 wbHiCvqT0
OK、じゃあ謙吾ネタと合わせて二本立てだ。
鈴「くるがや、相談がある」
唯湖「ほう、何だね、鈴君」
鈴「馬鹿兄貴の卒業祝いのことなんだが、何かするにもお金が無い・・・。何か良い手はないか?」
唯湖「そうだな・・・。まぁ、鈴君なら『おめでとう、お兄ちゃん』と言えば一発だろう」
鈴「なにぃ!? それはくちゃくちゃ恥ずかしくないか!?」
唯湖「効果は抜群だ。やってみるといい」
鈴「うーみゅ・・・、わかった・・・」
後日
恭介「来ヶ谷、俺の知る限り最高級のキムチとモズク(箱ごと)だ、是非受け取ってくれ!」
--------
謙吾「来ヶ谷、恥を忍んで相談がある」
唯湖「ほう、これは珍しいな。謙吾少年が相談とは」
謙吾「ああ・・・。恭介の卒業式のことなのだが、さすがに剣道着では出られんだろう? かといって、制服は遠慮したい。何か良い手はないか?」
唯湖「それならば簡単だ。要は制服であればいいのだから、これならば問題ない」
謙吾「おいちょっと待て、それは女子用制服じゃ・・・! って、どこから沸いた三枝、西園!? ちょ、離せ、俺は着んぞこんなもの、離せ、離さんか! あ、あ、あ、アッーーーーーー!!!」
翌日
小毬「ほわぁ!? きもい!?」
謙吾「茶番だああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
420:名無しさんだよもん
08/10/06 16:02:11 Cni4VfKl0
面白いwwwww
421:名無しさんだよもん
08/10/06 17:30:27 YWjLHp/b0
理樹「来ヶ谷さん、相談があるんだけど…」
唯湖「ほう、どうした少年。性の悩みか?」
理樹「そうじゃないよ。あのね…」
唯湖「…」
唯湖「――つまり、この公式にあてはめるべく式を変形するという考え方だ。
そこを取っ掛かりにすれば良い」
理樹「なるほど…。うん、ありがとう来ヶ谷さん。すごく良くわかったよ」
翌日
理樹「あ、来ヶ谷さんありがとう! テスト、うまく出来たよ」
来ヶ谷「そうか、お役に立ててよかったよ」
超普通。
422:名無しさんだよもん
08/10/06 18:36:21 R8spizyN0
さすがデフォルトで称号が「普通の少年」だけのことはある
423:名無しさんだよもん
08/10/06 21:52:32 ELmBdTQj0
理樹「ねえ恭介、なんで僕だけ称号が『普通の少年』なのさ」
恭介「え…マズかったか?」
理樹「僕も恭介や謙吾みたいにかっこいい称号が欲しいよ。
これじゃまるで僕が影の薄い普通の少年みたいじゃないか」
鈴 「その通りだろ」
理樹「鈴なんて別に気高くないのに『気高き小猫』だし」
鈴 「うっさい」
理樹「捏造していいのなら僕にも少しはかっこいい称号つけてよ」
恭介「まあアレは俺が最初に独断で適当に決めたからなぁ。
別に今なら好きに変えていいぜ?」
理樹「本当? じゃあ僕は今から『七つの海を股にかける男』ね」
鈴 「こいつ馬鹿だ!」
理樹「よし! さっそくさすらってくるよ。行こう恭介」
恭介「あ、ああ…」
理樹「『暫定王者』謙吾、勝負だ!」
謙吾「ほう…『七つの海を股にかける男』か。いいだろう。相手にとって不足はない」
恭介「バトルスタートだ!」
…
鈴 「短い夢だったな、『お子様』理樹」
理樹「……」
424:姉御が外道になってしまったSS(1/6)
08/10/07 23:49:50 egulILsq0
それは、バトルランキングの歴史始まって以来の、悪夢的な戦いだった。
いや、当事者として言うのならば、だけど。
攻撃した側も、された側も、今を持ってあの件には触れられない。
そんな、悪夢的な戦いを、今回僕は敢えて語ろうと思う。
・・・というか、語ればいい加減落ち着くかな、と。
落ち着かせて、お願い。
その日は、何か確かにいろいろおかしかったんだ。
昼休みのバトルであの彼女が来ヶ谷さん、あやさん、鈴と女子3強を下して、3位に躍り出たってこととか。
恭介が妙に来ヶ谷さんの動向を気にしてたとか。
真人と謙吾が無駄に張り合ってたとか・・・は、普通か。
でも、その時はたまにそういうこともあるんだな、くらいにしか思ってなかった。
それが間違いだったことに気づいたのは、もう逃れられなくなった時だったんだ。
以下、再現VTR
425:姉御が外道になってしまったSS(2/6)
08/10/07 23:50:36 egulILsq0
放課後、暫定王者として挑戦者を迎え撃つ立場にある理樹は、なんとなく予想しながら、教室を出た。
「理樹君~」
にっこりと笑って、小毬が理樹に声をかけてくる。
「小毬さん。ランキング3位おめでと」
「えへへ~、なんだか今日は調子いいよ~」
「そうみたいだね。それで、どうする?」
「うん、せっかくだから、1位の理樹君にちゃれんじっ、ですよ~」
理樹は頷いて、メールを入れる。これから小毬さんと戦う、と。
小毬も気合を入れてるのか、準備運動らしいことをしている。
程なくして、恭介があまり気乗りのしなさそうな顔やってきて、理樹に声をかける。
「・・・いいんだな?」
「え、何が?」
「いや・・・。何つーか・・・」
「挑まれたら断れないんでしょ?」
「ああ、まぁ、そうなんだが・・・」
歯切れの悪い恭介。その視線の先には、何故か妄想している顔の唯湖がいた。
「・・・・・・来ヶ谷さんが何かする、とか?」
「いや、確証はねーんだけど・・・。何つーか、その・・・」
「何を話しているんだね、恭介氏」
さっきまでギャラリーの中にいたはずの唯湖が、いつの間にか恭介の背後にいた。
「げ!? いや、何でもない・・・! 理樹、その、死ぬなよ!」
「ええ!? 何その不吉な応援!?」
恭介が離れるのと入れ替わりで、今度はあやが。
「・・・理樹君。不甲斐ない私を許して!」
「は?」
「私は何も手伝えない。この戦いは、あなたがあなたの力だけで切り抜けて・・・。死なないでね、理樹君!」
そう言って走り去るあやの背中に、理樹は思わず悲鳴じみた声をかける。
「ちょ! いや、何!? 何が起こるの!? ねぇ、あやさん!?」
理樹がパニックに陥りそうになっている間に、ギャラリーが大体揃ってきた。
426:姉御が外道になってしまったSS(3/6)
08/10/07 23:51:58 egulILsq0
「神北が直枝に挑むのか」
「今日の神北さんは調子いいわよね」
「あの宮沢や朱鷺戸の挑戦を跳ね除け続けてる直枝に、今日絶好調の神北がどこまで食い下がれるか・・・、見ものだな」
ギャラリーの間からそんな声が聞こえてくる。
「・・・よし、それじゃ、武器になりそうなくだらないものを投げ入れろ!」
その言葉とともに、理樹と小毬の周りに様々なアイテムが投げ入れられる。
「よし、これだ!」
手に取ったのは、トイレットペーパー。
「うん、悪くないね」
「ほわああああああああああああ!?」
唐突に、小毬の悲鳴が上がった。
「え、何?」
「な、な、な、何で何で何でぇぇぇえええ!?」
小毬が慌てて何かに飛びついている。
「はっはっは。小毬君、それを選んだか」
「ゆ、ゆいちゃん!? これ投げ入れたの、ゆいちゃん!?」
「さぁ、どうだろうな。だがこの状況で拾ってしまった以上、それが君の武器だ」
「ふぇぇぇぇぇえええええええええええええええ!?!?!?」
小毬の慌てっぷりに理樹もそこはかとなく不安になる。
「だ、だって、これ、わ、私の、ぱんつ・・・!?」
「・・・・・・ぇ?」
瞬間。
その一帯に悲鳴だか怒号だかよくわからない何かが走った。
「ちょ、何でそんなもの投げ入れてるの!?」
「はっはっは、別に私が投げ入れたと確定したわけじゃないだろう、理樹君」
「そんなことするの来ヶ谷さんしかいないよ!?」
「ほほう。その根拠は? 保障は? ひょっとしたら私以外にいるかもしれない、それを否定する理由は?」
「屁理屈だあああああああ!!」
暴れだしそうになる理樹にとりあえず恭介が手を上げて落ち着くように示す。
427:姉御が外道になってしまったSS(4/6)
08/10/07 23:54:09 egulILsq0
「だが、さすがにその・・・、パンツで戦うというのは、俺も想像がつかんというか。この選択は無効でいいと思うんだが」
「何を言う恭介氏。君がパンツで戦う方法を示しただろう」
「は?」
唯湖は携帯を操作すると、ある物を開いて恭介に突きつけた。
「・・・なっ、お前、まさか!?」
「うむ、頭にかぶせるのだ」
「そんなネタ回答を真に受けるなあああああああああああ!!」
恭介が絶叫。
「そういえば、棗の一問一答にそんな応答があったなぁ・・・」
ギャラリーの誰かが言うのが聞こえた。
「り、りきくんの、あたまに、これ、かぶせる? って、うあぁぁん、ぜったいむりいいいいい」
「恭介氏。あれが私の手元にあることを覚えていないわけではないだろう?」
「げ、お前、まさか初めからこれを可決させるつもりで・・・!?」
「はっはっは。天のみぞ知るというとこだな」
「明らかに人為的なもんだろうが!? ちくしょう、こんなのねぇよ・・・!」
「僕らが言いたいよそれ・・・」
「ちくしょう・・・理樹、今の俺は来ヶ谷には逆らえねぇ・・・! 許せ! バトルスタートだ!!」
始まった。
始まってしまった。
硬直する二人。
バトルはターン制だ。必ず攻撃しなければいけない。
「あ、あの、降参とか・・・」
「ふむ、理樹君は例の写真を見られたいようだな」
「例の・・・って、あんたどこまで外道なんだあああああああああああああ!?!?!?」
咄嗟に唯湖の関わる『例の写真』に思い当たって、もう泣き出しそうな顔で絶叫する理樹である。
「じゃ、じゃあ私が降参・・・」
「ちなみにあと3つほど確保がある。何が、とは言わんが」
「ゆ、ゆいちゃああああああああああん!?!?!?」
「はっはっは」
愉快そうに笑う唯湖に、隣の恭介がぶつぶつと愚痴をこぼす。
428:姉御が外道になってしまったSS(5/6)
08/10/07 23:55:11 egulILsq0
「お前、自分の欲望に忠実すぎるぞ・・・」
「何、最近仲の良いこの二人にちょっかい出したい乙女心だよ」
「・・・やり方おかしいだろ、おい・・・。てか俺らまで巻き込むなよ」
「うう、あたしのスクレボ全巻・・・」
「おい待てあや、あれ俺のだ!!」
「って、恭介もあやさんもたかがスクレボ人質に取られてるだけだったの!?」
「たかがとか言うな!!」
「そうよ! 理樹君にはわからないかもしれないけど、あれは魂なのよ、私の!!」
「だから俺のだ! 魂ってとこには同意するが!!」
理樹が外野の三人と不毛な応酬を繰り広げている最中。
「・・・ううう、よ、ようし・・・、よ、ようしっ・・・あう。ようし、が、がんばるよ!」
魔法の呪文三重掛けで無理やり立ち直った小毬が、理樹に向かって走ってくる。
「え、いや、え、まじで!?」
「あんまりいたくないよーに!!」
「わぁ!?」
手でずっと握られてたせいか、妙に生暖かくて汗ですこし湿った感があった。
・・・すさまじく、思考が変な方向へ突っ走りそうになった。
その瞬間。
ちょうどその場にやってきた鈴やクド、真人の姿を認めた。
数瞬が過ぎて。
429:姉御が外道になってしまったSS(6/6)
08/10/07 23:56:13 egulILsq0
「ど変態」
「わふっ、変態さんです!?」
「変態仮面っていたな、そういや」
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
「り、りきくん!?」
「うむ、堪能した」
「・・・理樹があんなだったとは。びっくりした。見損なった。びっくりした」
「わふ!? あれはリキだったのですか!? わ、私はどんあリキでも見捨てたりしないのです。がんばるのですっ」
「・・・ねぇ鈴、クド、あれ、理樹君が自分でやったんじゃないからね?」
一応、フォローはしておくことにするあやだった。
「・・・理樹逃亡。勝者小毬・・・、って小毬は?」
「りきくん待って、逃げないでぇぇ~~~~!!」
「うわああああああああ、来ないで、小毬さんお願い今は来ないで~~~!! 六根清浄、煩悩退散~~~~!!」
「うぁぁぁん、りきくん悪くないからぁぁぁあ~~~~~~!! 悪いの私だからぁぁぁあああ~~~~~!!」
この妙な追いかけっこは、それから一週間ほど続くことになる。
おわれ。
430:名無しさんだよもん
08/10/07 23:59:33 H9M3g5vC0
笑ったwww
GJ
431:名無しさんだよもん
08/10/08 14:34:15 LdFEKhxAO
気持ちはわからんでもないが
あやで登場されると気持ち悪い
432:名無しさんだよもん
08/10/08 14:44:45 VWhMUfFTO
んな文句はチラシの裏にでも書いてろ
433:名無しさんだよもん
08/10/08 16:13:46 8TWFfGgP0
乙おつ
434:名無しさんだよもん
08/10/08 23:51:26 LdFEKhxAO
12時間以上感想の一つも書かずに
どうでもいい文句を言う時は10分でレスかw
435:名無しさんだよもん
08/10/09 00:32:39 w3d+tPz30
それこそチラシの裏に(ry
436:名無しさんだよもん
08/10/09 00:35:51 5U7HmnFB0
>>431もどうでもいい文句なもんで>>434にくすっと来た
437:名無しさんだよもん
08/10/09 08:01:00 H/+pS+42O
>>434
(;^ω^)……
438:名無しさんだよもん
08/10/09 09:15:33 My0hiG2x0
あやとまともに会話したキャラって本編だとリキ恭介だけか
439:名無しさんだよもん
08/10/09 13:40:43 7vqHBBZ9O
恭介?
沙耶と話したのは理樹と時風と、スクレボで恭介抜いた元祖リトバスメンバーだけだべ
440:名無しさんだよもん
08/10/09 19:11:42 aDRtvESH0
時風=恭介じゃないの?
441:名無しさんだよもん
08/10/09 20:33:04 3IT42GFF0
>>440
お前は何を言っているんだ
442:名無しさんだよもん
08/10/09 20:50:18 7hQ9k6Bd0
>>440
クワトロ=シャアぐらいありえないだろ
443:名無しさんだよもん
08/10/09 23:53:45 My0hiG2x0
時風=恭介じゃないってありえんだろ声も同じだし
444:名無しさんだよもん
08/10/09 23:57:01 3HSBj1RI0
あやってところには誰も突っ込まないのか
445:名無しさんだよもん
08/10/10 11:51:40 KojL+Ha0O
ゆとり中学生がブログで割れ宣言3
スレリンク(news板)l50
446:名無しさんだよもん
08/10/10 16:47:15 UXiAK23v0
>>424
笑わせてもらった、乙
447:名無しさんだよもん
08/10/10 17:27:40 uZF4OzFxO
ふ……どれも等しく赤い彗星さ
448:名無しさんだよもん
08/10/10 18:07:39 0DrKYv62O
>>443
ラーメンマン=モンゴルマンくらいありえない
449:名無しさんだよもん
08/10/10 18:19:12 Mfcdil690
理樹「お前の正体はいったい何なんだ!時風!」
時風「今の俺は時風瞬だ。それ以上でもそれ以下でもない」
沙耶「そんな黒幕、修正してやるー!」
時風「これが若さ(エクスタシー)か・・・・」
450:名無しさんだよもん
08/10/11 01:42:28 0cgZS+Uq0
理樹「あなたはなぜ、そんな格好をして顔を隠しているんです?」
時風「何を聞くのかと思ったら・・・。俺がそうしたかったから、それ以上の理由がどこにある?」
理樹「違う! あなたがここにいる理由はそうかもしれない。でも、仮面は全く別の理由からだ!」
沙耶「理樹君・・・」
理樹「僕が不甲斐ないばかりに迷惑をかけたね・・・。ごめん、沙耶」
時風「何を納得しているのか知らんが、それが真実だと思うのならこの場で言ってみればいい。それを言うだけの覚悟がお前にあるのならな」
理樹「断る。あなたの正体なんて力ずくでその仮面を剥ぎ取ればわかること。だから今はそのことには触れない。ただ、全身全霊を賭けて、あなたという試練に克つために!」
時風「くくくっ、そんな風に開き直るとはな。いいだろう。ならばこの仮面、力ずくで剥ぎ取って見せろ!」
451:名無しさんだよもん
08/10/11 08:03:34 ppV72qPh0
第一部完!!
名無しさんだよもん先生の次回作にご期待ください
452:雨の後晴れ1/15?
08/10/13 03:41:48 5FtENu6YO
予告なしに投下開始
佳奈多誕生日SSです
「…降ってきたわね雨」
「うん…、傘持ってきてないしどうしようか?」
バスターズの買い出しを頼まれた僕と佳奈多さんは街へきていた、きっと恭介なりの気づかいだったんだろう。
「まったく…、せっかくの直枝との買い出しなのに雨だなんて最悪だわ」
うなずく。先週はテストのためデートにも行けなかった。だからテスト明け初めの日が雨で佳奈多さんも残念そうだ。
「どうする直枝?走って帰っちゃいましょうか?」
「僕はいいけど…、佳奈多さんは濡れても大丈夫なの?」
僕が気にしているのは佳奈多さんの腕のことだ。あの保健室での一件で僕は見ているしその…、うん、なめちゃったし…
「ありがとう理樹、気にしてくれて。でも大丈夫よ、距離もそんなにないし」
そうは言ってるが気になるものは気になる
「そうだ!ちょっと待ってて佳奈多さん」「どうしたのよ直枝?」
そういって制服の上を脱ぎ佳奈多さんに被せる
「な、直枝?」
「これなら濡れても見えないし温かいでしょ?」
「っ、馬鹿…あなたが濡れちゃうでしょ?」
「僕は大丈夫だよ。佳奈多さんの方が今は大事だし」
「直枝、あなた今すごく恥ずかしいこと言ってるわよ…?」
きっと顔は真っ赤になっているだろう
「言わないでよ…、とりあえず早く戻ろっか」
そういって佳奈多さんに向け手を差し出す
「えぇ、行きましょうか直枝」
そういって雨が降る中手をつなぎ寮に向かって走り出した…
453:雨の後晴れ2/15
08/10/13 03:44:08 5FtENu6YO
「ふぅ…、だいぶ濡れちゃったな」
あの後寮に帰り着く一歩手前ぐらいで雨が強くなったため僕はずぶ濡れになってしまったためお互い風邪をひかないようにわかれることにして部屋に戻ってきた
「そういえばあれ…濡れてないかな?」
先ほどの買い出しは建て前、本当は佳奈多さんへの誕生日プレゼントを買うためだった。
それを取り出し確認する、どうやらさほど濡れていないようでひとまず安心した
「おっ、理樹帰ってたのか?」
どうやら真人が帰ってきたみたいだ
「うん今帰ってきたとこだよ。そっちの準備の方はどう真人?」
「理樹は泥船に乗ったつもりでいてくれていいぜ」
「いやいやいや、それを言うなら大船だからね…」
「それにしてもよ理樹も粋な計らいするよな、二木と三枝のために誕生日パーティー開くなんて」
「僕としてもプレゼントのことで手いっぱいだったから皆のおかげですごく助かったよ」
実際バスターズのみんなにこの計画を伝えた時すごくノリノリだったし恭介もロリロリし…うん寮長にもお世話になった
「真人もありがとうね」
「よせやい照れるじゃねーか…。っと目的を忘れるとこだった、恭介からの伝言だ。7時に食堂に二木を連れてこいだとさ」
言われて時計を確認する。現時刻6:30時間的にはちょうどよさそうだ
「わかった、五分前くらいにメールを送るよ」
「おぅ、じゃあ先に食堂で待ってるぜ」
そういって真人は部屋を後にする
「…さて僕も早めに行こうかな」
佳奈多さんに寮前で待っているとメールを送った後プレゼントをズボンに入れ僕も部屋を後にした
454:雨の後晴れ3/15
08/10/13 03:47:14 5FtENu6YO
「ごめんなさい、待ったかしら直枝?」
しばらく待っていると佳奈多さんがやってきた
「ううん、そんなに待ってないから大丈夫だよ佳奈多さん」
「ならいいんだけど…、それよりどうしたの呼び出したりして?」
どうやら計画は一切気づかれていないようだ
「ちょっと会って話しがしたかったんだよ」
「本当にそれだけかしら直枝?」
疑うような目で佳奈多さんがこちらを見てくる。す、鋭い…
「そ、それだけだよ。ほら、ここは寒いし食堂にいこっか」
「まぁいいわ、行きましょうか」
「あっ、ちょっと待ってよ佳奈多さん!」
先に歩き出した佳奈多さんを追いかけるように歩きだしながら恭介にメールを送信する。後は彼らに任せるしかない
「ーあれ理樹くんとお姉ちゃん?なにしてるんですカ?
食堂への曲がり角を曲がると同じく食堂に向かう途中であろう葉留佳さんに出会った
「こっちの台詞よ葉留佳、あなたこそなにしてるのよ?」
「いやなんか姉御にお呼びだしされちゃいましてね、食堂に向かってたんですヨ」
どうやら葉留佳さんを呼び出す来ヶ谷さんの作戦みたいだ
「あら珍しいこともあるわねな・お・え」
うっ…、完全に怪しまれた
「どういうことか説明してもらおうかしら?」
「ぐ、偶然だって!それより早く食堂に行こうよ、体冷えてきたし」
葉留佳さんは頭にハテナマークが浮かんでいる感じで現状を把握できていないようだ。
「仕方ないわね、食堂に着いたらしっかり説明してもらうわよ?行きましょう葉留佳」
「ふぇ?あ、うん行こっか」
とりあえず場を乗り切ることに成功した…、我ながら心臓に悪い。そのまま葉留佳さんと合流し食堂前についた
「あれま?カーテン締め切ってますね」
「これじゃまるで中を見られないようにしてるみたいね」
佳奈多さんが鋭すぎる、まるで軍師のようだ…
「どうせあの人達が何か仕組んだんでしょ?いいわ、乗ってあげようじゃないの」
「はるちんも乗ったー!!」
そういって2人は食堂の扉に手をかけ同時に開いた
455:雨の後晴れ5/15
08/10/13 03:49:42 5FtENu6YO
「「「「「「誕生日おめでとう!!」」」」」」
同時に電気がつきクラッカーが一斉に鳴らされる。
「「…え?」」
あまりの展開に2人の動きは完全に止まっていた
「ほらほら主役達が突っ立ってどうすんだ?やろうども2人を席にご案内してやれ!」
マイク越しに恭介の声が聞こえ小毬さんと鈴がこちらにやってくる
「かなちゃんはこっちだよ~」
「はるかはこっちだ」
言われるがままに佳奈多さんと葉留佳さんは席に着く
「とりあえずだ、本日は三枝、二木両名のために集まってくれてありがとう。」
その言葉ともに拍手と歓声があがる。よくみると風紀委員会の人達や寮長までいた
「ちょ、ちょっと!一体どういうことよ直枝!?」
「おっとそいつは俺から説明させてもらおう。こいつは理樹が愛しい二木と義妹になるであろう三枝のために考え出した計画だ!」
何言ってるんだこの人は!?
「そこまで考えているとは……、お姉さん驚きだよ」
「不潔です直枝さん」
「いやいやいや!義妹だなんて考えてないからね!?」
「おんや~?今の言い方だと愛しいってのは思ってるんだ直枝くん?」
「ーっ!?…直枝あなた最低ね……最低…」
456:雨の後晴れ6/15
08/10/13 03:52:02 5FtENu6YO
「さて理樹のサプライズ激白もあったとこでお約束のケーキの登場だぜ!神北、能美準備はいいかぁー!?」
それにしてもこの恭介ロ…ノリノリである
「もちろんなのですー!」
「我ながら会心の出来ですよ~」
そう言いながら2人が持ってきたケーキは非常に大きなケーキだった。
「これ私たちのために作ってくれたのクド公?」
「そうですよ三枝さん!私たち2人が頑張ったのです」
クドがないむn…もとい体を誇らしげにはっている
「うぅ、はるちん感動っ!!」
「恭介さ~ん、蝋燭二人分刺し終わりましたよ~」
いつの間にかケーキに2人分の蝋燭が刺さっていた
「よぉ~し、謙吾電気を落とせ、ショータイムだ!」
言うと同時に電気が落とされ蝋燭の光だけが食堂を照らし出す
「…ねぇ直枝これを消せばいいの?」
少し困ったように佳奈多さんが尋ねてくる
「うん、葉留佳さんと同時に息をふきけて消すんだよ」
「わかったわ…葉留佳いい?」
「もちろんですヨ!」
そういい2人はタイミングを見計らい同時に息を吹きかけた。蝋燭の光は消えまた拍手と歓声があがる、同時に電気つき始めた
「おっけー、後は無礼講だ!お前ら存分に祝ってやれ!いゃっふうー!!」
恭介が言うとみんなは葉留佳さんと佳奈多さんのところに集まりプレゼントを渡したりいろいろなやり取りをしていた
457:雨の後晴れ7/15
08/10/13 03:56:26 5FtENu6YO
「ひゅう、なかなかの盛り上がりだな」
その盛り上げた張本人である恭介がこちらにやってきて席に座った
「お疲れ様恭介、でもよく風紀委員会の人達まで集めれたね?」
「なに、二木にお礼をしてやれっていっただけだ。後はあいつの人望だよ」
佳奈多さんの方を見ると確かに風紀委員会の人達がひとりひとり話しかけていた
「さて叫び疲れたし俺も飲み食いに専念するか。理樹、目的を忘れるなよ?」
「もちろん忘れるないよ恭介」
「そうか、頑張れよ…」
恭介が離れると入れ替えに佳奈多さんがこちらにやってくる。どうやら解放されたみたいだ
「ふぅ…相変わらず元気ねあの人達」
少しため息をつきながらも佳奈多さんは笑顔だった
「でも楽しいでしょ皆でこういったことをするの?」
「えぇ…、こんな風に誕生日を迎えるのは初めてだわ。誕生日はいつも本家で迎えてたから…」
僕たちが逃亡したあの日、半年はかかるだろうと思われた生活もたった1ヶ月で終わった。
それというのも本家に警察のメスが入り今では大半の人達が逮捕された
そのため今では佳奈多さんも葉留佳さんも、そして晶さんや三枝家の人達も自由の身になりそれぞれの生活を過ごしている
「もう少し早くこうやって過ごしたかった…」
「今からでも遅くないよ佳奈多さん。これから先皆との思い出を作ればいいんだよ」
「…そうね、ありがとう直枝。とりあえず今日は楽しみましょうか」
そういって2人で乾杯をした後たわいもない話しをする。
こうして至福の時間は過ぎていった…
458:雨の後晴れ8/15
08/10/13 03:58:34 5FtENu6YO
ーそんなこと考えてた僕がバカでした
「トゥガンジスー…」
恭介はさっきから同じ曲を延々と歌い続けているし
「謙吾!俺と勝負やらないか?」
「なにぃ飲み比べだとぅ!?その話し乗った!」
謙吾と真人は完全に出来上がってるし
「ふははは!早く脱ぎたまえ葉留佳くん」
「姉御野球拳強すぎデスヨ!ええい持ってけどろぼー!」
…どうみたって来ヶ谷さんは素だった。クドと小毬さん、鈴、西園さんは完全に潰れて寝ていた。風紀委員会は…全滅しているようだ。しかしなによりも…
「ねぇ直枝…いえ、理樹は私のこと好きよね?」
佳奈多さんがさっきからこんな感じだった…
「っていうかお酒用意したの誰さ…」
つまり誰かが用意したと思われるお酒に見事全員がひっかかり結果酔っ払った
「答えてくれないってことは理樹は私のこと嫌いなのね…」
「いやいやいや…、僕は佳奈多さんのこと大好きだからね?」
素でいうあたり僕ももうだめかもしれない
「…本当?」
「もちろんだよ」
「ふふっ…嬉しい」
そういって佳奈多さんは僕に抱きついてきて首に手を回した
459:雨の後晴れ8/15
08/10/13 04:02:27 5FtENu6YO
「ちょ、佳奈多さん!?」
「理樹…キス、しましょ?」
…佳奈多さんは今なんて言った?キスしましょ?ーうん佳奈多さんが酔っ払っているとはいえそんなこと言うわけ
「聞こえなかったの理樹?…それとも意地悪してるのかしら?」
そういって耳元に息を吹きかけてくる。これは本当に佳奈多さんかと疑いたくなる。
「で、でも佳奈多さん周りに皆いるしね?」
「理樹がキスしてくれないなら死んでやるから…」
えぇー、ダメだ酔っ払ってる…酒に弱すぎたんだ!…ってナウ●カネタしてる場合じゃない!どうする、どうすんの僕!?
「理樹…」
そう言うと佳奈多さんは目を閉じ唇を…
ーその先のことは思い出したくない。
結果として佳奈多さんの柔らかい唇の誘惑に負けた僕はまだ意識があった人に目撃され逃げるように佳奈多さんと食堂を出てベンチに座っていた。
「なんかどっと疲れた…」
佳奈多さんはさっきの出来事の後倒れてしまい今は少し寝ているようだ
「…そういえばまだ渡せてないなプレゼント」
懐から出した包装された箱を取り出す。
「恭介にも言われてたのに駄目だなぁ僕は」
「んっ……、直枝…?」
「あ、ごめん佳奈多さん起こしちゃった?」
とっさに箱を戻し佳奈多さんの様子を見る
「大丈夫よ…、意識もはっきりしているし」
体を起こした佳奈多さんは少し僕の肩に寄りかかっていた。
460:雨の後晴れ9/12
08/10/13 04:04:42 5FtENu6YO
「酔っ払ってた時の事覚えてる?」
「断片的には、ね。本当私自身アホかと思うわ……」
「あの時の佳奈多さんも可愛いかったよ?」
「直枝の変態…」
少し拗ねたように言う佳奈多さんも可愛らしかった
「…ねぇ佳奈多さん」
「な、なによ直枝?」
「そんなに警戒しないでよ…傷つくじゃないか」
「仕方ないじゃない…、でどうしたの?」
「まだ佳奈多さんにプレゼント渡してなかったよね?」
「えっ?」
話しの内容が意外だったのか佳奈多さんは驚いていた
「二人きりの時に渡したかったからさ、その…、受け取ってもらえるかな?」
「あ、当たり前でしょ!?あなたからのプレゼントを断るわけないわ!」
「じゃあ…、改めて誕生日おめでとう佳奈多さん」
そういって包装された箱を渡す
「これはなに…?」
「開けてみてよ、そしたらわかるからさ」
そう言うと佳奈多さんは包装紙を破らないように丁寧に剥がしていく。そして包装紙から出された箱を開けた
「気に入ってくれたらいいんだけどね」
箱の中にはシルバーのネックレスとペンダントが入っている。佳奈多さんに似合うだろうと見た瞬間に思った物だ
461:雨の後晴れ10/12
08/10/13 04:05:54 5FtENu6YO
「…がとう」
「佳奈多…さん?」
見ると佳奈多さんは少し涙をためながら僕をみていた
「私、私今日みたいに誕生日を祝ってもらったことさえなかった、好きな人から何かプレゼントしてもらったこともなかった!…けど私が望んでいた事全部直枝が叶えてくれた、ほんとに、本当にありがとう直枝…っ!」
そういって抱きついてきた佳奈多さんの頭を優しく撫でる、佳奈多さんが泣き止むまで僕はそうしていた…。
「ごめんなさい直枝、もう落ち着いたわ」
あれから5分くらい経って佳奈多さんはやっと泣き止んだ、きっと色々背負い過ぎていたものが溢れてきたのだろう
「そんなこと気にしなくていいよ佳奈多さん」
「優しいわね直枝は」
「そうかな?確かにお人好しかもしれないけど…」
「相変わらず鈍感なのねあなたは…」
「え、どういうこと佳奈多さん?」
すると佳奈多さんは立ち上がってこちらをジッと見つめる
「…こういうことよ」
462:雨の後晴れ11/11
08/10/13 04:07:46 5FtENu6YO
そう言うと口を塞いできた、鳥がついばむようなものではなくもう少し大人なキス。しばらくお互い行為に夢中になっていた
「んっ…ぁ、今日のお礼よ、ありがとう直枝。さ、先に食堂に戻ってるわね!」
「あ、佳奈多さん!」
そういって佳奈多さんは食堂内に戻っていった。
「ふぅ…」
その後ろ姿を眺めながら今夜は眠れそうにないと思い夜空を見上げてみる、いつの間にか雨は上がり空には星が輝いていた。
463:雨の後晴れ/あとがき
08/10/13 04:11:07 5FtENu6YO
今日誕生日だと聞いて即席制作なため矛盾、ミスあると思います
まだSS初心者ですので指摘等お願いします
464:名無しさんだよもん
08/10/13 11:47:53 oV3ynxVt0
>>463
タイトル表記が何かおかしくなってる
でもくちゃくちゃGJだ!!
酔ってないと理樹の名前呼べないかなたん可愛すぎる
465:名無しさんだよもん
08/10/13 20:06:14 JT4pTSTt0
>>463
GJ!
だけど最初で佳奈多が理樹のこと「理樹」って呼んでるのは誤字ですかね?
466:名無しさんだよもん
08/10/13 21:41:07 5FtENu6YO
>>465
…誤字ですね
理樹→直枝
467:名無しさんだよもん
08/10/15 11:21:42 WuKwQ4OIO
最近、なりきり作品の影が…
468:名無しさんだよもん
08/10/15 22:25:36 y1dSPNNR0
・古式(+謙吾)もの
・3レス消費
・謙吾出番なし
投下してもおk?
469:名無しさんだよもん
08/10/15 22:31:55 oYBZbSLp0
>>468
全然おk
470:ぬるま湯 1/3
08/10/15 22:41:46 y1dSPNNR0
舞い降りる粉雪をただ見つめていた。
コートの中でなおかじかんで行く両手にこの時間の愛おしさを感じる。
12月24日 午前9時30分 駅前通り前。
私、古式みゆきは宮沢謙吾をひたすらに待ち続けていた。
今日も剣道着なのだろうかとか、洋服でもあのジャンパーは着てくるだろうなとか。
彼のことを考える時間は、私の中で時間という概念から乖離されたものだ。
私に生きる意味をくれたのは宮沢さんだった。
あの日、彼は私を守るために飛び降りて肩の腱を切断した。
―――剣道への復帰は、絶望的だった。
自殺を止めようとした彼に私はこんなことを言った。
「なら、剣を捨ててください。
それでも、今の私に生きろなんてことがいえますか?」
皮肉なことにそれは現実となってしまった。
悔やんで、恨んで、過去の自分を呪い続けた。
471:ぬるま湯 2/3
08/10/15 22:42:50 y1dSPNNR0
事件から一週間。遠巻きに宮沢さんを見た。
事件後、初めての出会いだった。
私はそこから逃げるように駆けだした。
私が彼といたら彼を苦しめてしまう。
私はこれ以上彼に傷ついてほしくなかった。
それなのに、それなのに、それなのに!!
「古式。どうした、何故泣いている」
何故私は、背中越しに掛けられた声に安堵しているのだろう。
気づけば私は、彼と言葉を交わしていた。
彼に近づいてはいけないと思う反面、彼に触れたいという気持ちがどんどん大きくなっていた。
彼が自分から話しだすことはなかった。
私の言葉に相槌をうち、時々思いついたように意見をくれる。
宮沢さんの素朴で寡黙な人柄に、私はどんどん惹かれていった。
472:ぬるま湯 3/3
08/10/15 22:45:12 y1dSPNNR0
宮沢さんは応えてくれる。
私が宮沢さんにできる“少し”を、宮沢さんは“たくさん”にして返してくれる。
今日も私が宮沢さんを呼び出した。
私たちは付き合っているわけではない。
私のわがままで宮沢さんを振り回しているだけだ。
もし彼が私に告白してくれたら、私は泣くだろう。
もちろん悲し涙ではなく嬉し涙だ。
自分から言いだすことなんて出来ない。
今の私が宮沢さんを失ったら、私は壊れてしまう。少なくとも自殺することはないだろう。
自ら死のうなんて思いつかないほど磨耗しきってしまうからだ。
だから――今はこのままでいいんだ。
恋人は無理でも恋人ごっこでいい。
手を繋げなくても隣にいてくれればいい。
ぬるま湯のような日々を送りながら、私は彼に堕ちていく。
473:名無しさんだよもん
08/10/15 22:48:23 y1dSPNNR0
スレ汚し失礼しました
個人的に古式さんは好きです。作画担当がNa-Gaで良かったと思うくらい好きです。
474:名無しさんだよもん
08/10/15 22:58:36 ODcwiyUOO
>>473
乙です。
自分も小説投稿サイトにリトバス小説投下してみました。
非エロ、非色恋沙汰、今のところリトルバスターズ全体の日常と言った感じです。
良かったらお願いっす。
URLリンク(ncode.syosetu.com)
475:名無しさんだよもん
08/10/15 23:02:53 WuKwQ4OIO
GのJだ!
やっぱり、健吾には古式だな。
476:名無しさんだよもん
08/10/15 23:09:39 Vaz2GhS/O
>>474
そこのサイトにおいたってほとんど読まれないだろ…というかパロ載せていいんだっけか?
>>3のリトバス投稿小説にうpしたほうがいいんじゃね?
477:名無しさんだよもん
08/10/16 00:00:03 P3fgG68PO
>>476
どうも。
投稿してみます。
478:名無しさんだよもん
08/10/16 00:06:10 ZrHDvSy90
>>477
アドレス変わってるから注意
URLリンク(little-busters.clannad-tv.com)
479:名無しさんだよもん
08/10/16 00:42:36 vrjpHIJ20
>>473
個人的に色気を感じた。惹かれるなぁ…。
480:名無しさんだよもん
08/10/16 16:15:51 sxDq0/Bt0
>>3
リトルバスターズ エクスタシー 佳奈多(仮)の3と5のリンクが切れていました
保存しているかたいたら上げていただきたいのですが…
481:名無しさんだよもん
08/10/16 16:43:25 KQkCUMd1O
>>3の投稿所って結構作品数あるけど、おすすめの作品か作者教えてもらえないだろうか
さすがに全部は読みきれないし、いい作者のはチェックしときたいし…
ちなみに姉御が好きなんだが
482:名無しさんだよもん
08/10/16 18:42:38 PGoGWPbmO
>>481
ネロ氏の姉御ssなんかがいいと思われる
ベタベタあまあまで砂糖吐きたい人向け
483:名無しさんだよもん
08/10/16 19:06:19 2/x4I5m80
>>480
そういえばテンプレの過去ログには無かったね
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
過去ログミラー
リトバス専用エロ妄想スレ(1スレ目)
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
【エロも】リトバス専用妄想スレ【歓迎】(2スレ目)
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
リトバス専用エロ妄想スレ2週目(3スレ目)
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
リトバス専用妄想スレ 4周目(4スレ目)
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
【しっぽり】リトバス妄想スレ 5周目【むふふ】(5スレ目)
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
【エクスタシー】リトバス妄想スレpart6【18禁化】(6スレ目)
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
【18禁】リトバス専用妄想スレ 7周目【化?】(7スレ目)※スクリプト書き込み削除済
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
【エクスタシー】リトバス妄想スレpart6【18禁化】(8スレ目)
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
リトバス妄想スレpart9(9スレ目)
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
484:名無しさんだよもん
08/10/16 20:53:26 KQkCUMd1O
>>482
おk、早速読んでみるよ
親切にどうも
485:名無しさんだよもん
08/10/16 20:57:11 2/x4I5m80
>>484
SSの始まりが288レス目からでアンカーがずれてた。済まん
486:名無しさんだよもん
08/10/17 02:17:05 rA3U7XeB0
だれかこのスレの全dat持っている人がいればうpしてくれまいか
487:名無しさんだよもん
08/10/17 14:16:18 MyfSgHVG0
>>486
URLリンク(www.geocities.jp)
488:名無しさんだよもん
08/10/17 17:31:46 bDrNCv6K0
>>486
URLリンク(pantomime.jspeed.jp)
489:名無しさんだよもん
08/10/18 19:37:26 mvcLzWmV0
>>486
スクリプト荒らしでdat落ちしたときに一部取得漏れのレスがあるんだけど、
それでもよければ。
URLリンク(www.42ch.net)
490:名無しさんだよもん
08/10/21 00:39:25 eXzvYwVmO
佐々美「来ヶ谷さん、お時間がありますかしら?」
来ヶ谷「おや、誰かと思えば笹瀬川女史か?珍しいな」
佐々美「恥を忍んでお聞きしますわ…その、私の名前ってそんなにいいにくいでしょうか?」
来ヶ谷「ふむ、鈴くんのことか?まぁ確かに言いにくいだろうがアレはわざとだと思う時もあるが」
佐々美「さざんがきゅーこ、なんかあんまりですわ…」
来ヶ谷「つまり何とかして鈴くんにかまれないようにしたいと」
佐々美「そういうことですわ」
来ヶ谷「よし、ささささ女史耳を貸したまえ」
佐々美「さ・さ・せ・が・わ・ですわ!」
来ヶ谷「冗談だ、ほら早く」
佐々美「まったくもう…」
ごにょごにょ…
「…その発想はなかったですわ、みてなさい棗鈴!」
来ヶ谷「やれやれもう行ってしまったか、まったく…」
数日後
鈴「おい、くるがや」
来ヶ谷「どうした鈴くん?」
鈴「佐々美がいきなり「今日から私のことは宮沢佐々美と呼べ」とかわけがわからん事をいってきた」
来ヶ谷「彼女なりに意味があるんだ察してやりたまえ」
鈴「よくわからんが…謙吾と結婚でもしたのかあいつ?」
謙吾「とんだ茶番だあああああぁぁぁぁ!!」
正直「直枝佐々美」にするか悩んだ(∵)
491:名無しさんだよもん
08/10/21 09:40:25 NpR1Wbph0
ゆきねえと百合婚
492:名無しさんだよもん
08/10/21 21:59:09 /RsiETtQO
クラナドDNMLリンク
リトバスDNMLリンク
この二つのタグを同時に持つ動画が
ニコ動にあったな
姉御が暴走してたw
493:名無しさんだよもん
08/10/21 23:07:54 7cVW8Va70
ニコニコのお話は結構です
494:名無しさんだよもん
08/10/21 23:14:40 GTuadHrZ0
一応DNMLも製品を買わないと利用できないということをお忘れないように。
495:名無しさんだよもん
08/10/22 17:28:25 NGpPnnDp0
>>494
フリーじゃなかったのか?
いつの間にシェア化したんだ…
496:名無しさんだよもん
08/10/22 17:58:58 iFl7hmlx0
>>495
いや買わないとって言ってるのはDNMLじゃなくてゲーム本体のことだろw
497:名無しさんだよもん
08/10/22 23:14:00 NGpPnnDp0
>>496
把握
つーか、ゲーム本体あったのね…今更ながら初耳だったw
498:名無しさんだよもん
08/10/22 23:29:21 UFTaO6VZ0
>>497のお脳が可愛そうだって事はわかった
499:名無しさんだよもん
08/10/23 00:38:02 PsVWQ/h00
DNMLが何のソフトなのか知らないんだろうな……
500:名無しさんだよもん
08/10/23 16:51:33 g1kh8lV+0
DNMLだって本体買わないといけない
何が言いたいかって金払わずに見てるニコ厨死ね
501:名無しさんだよもん
08/10/24 13:25:39 FJRi10580
>>500
とりあえず動画うpする奴に文句言えよ
502:名無しさんだよもん
08/10/24 16:57:21 7xdZ0FzWO
>>500
ニコ動プレミアム会員の俺が来ましたよ
503:名無しさんだよもん
08/10/24 17:30:36 1iIPurij0
美魚×葉留佳のカップリングって無いよね
504:名無しさんだよもん
08/10/24 18:56:47 iRQvTmqY0
基本、はるちんがみおっちに一方的にやられるか無視されるのがお約束だからかなぁ。
カップリングとは違うけど、G'sマガジン11月号(クドのカンバッジついてくる号)の笹桐リトバスとかはいい美魚×葉留佳が見られるかも。
505:名無しさんだよもん
08/10/25 23:58:37 VC5CmwpF0
でもはるちんと美魚の関係ってちょっと他の面子と比べて特殊だよな。
佳奈多シナリオで佳奈多が美魚にお礼を述べてたけど、
小毬たち他の女の子が葉留佳のことを全面的に許容している中で
美魚は窘めたり行動を否定する立場なんだよな。
お互い別々の双子の妹と姉って立場もあるからこそ独特の関係なのかも。
506:名無しさんだよもん
08/10/26 01:27:59 TDnYeChJ0
理樹「じゃあいくよ、鈴」
鈴「い、いつでもこい・・・」
ぺちんっ
鈴「ふぁ・・・・んっ、痛くないな。これならすぐ終わりそうだ」
恭介「理樹、それじゃただのセクハラになっちまうだろ。もっと強くだ」
理樹「えーっ、そんな無茶な。あんまり強くやったら鈴がかわいそうだよ」
謙吾「まぁ、元々は鈴が悪いしな。とっとと5発くらいキメて終わりにしてやるといい」
恭介「さぁ、理樹。鈴のためにも早く再開だ」
真人「あれ?恭介のやつ嬉しそうじゃね?」
恭介「だからちg
ペンッ
鈴「んんっ・・・なんか・・お尻から腰に電気がはしったような・・・変な感じだ」
理樹「ごめん、痛かった?」
鈴「いや、痛いというよりは・・・なんだろう。新感覚だ」
理樹「僕もなんか変な感じだから、早めに終わらすよ」
パンッ
鈴「ふぁあっ!・・・・こ、腰がビクビクする・・・」
ふと、パンツ越しに鈴のお尻がぐっしょり湿っているのに気がついた
ていうかパンツの上から直に叩いてる僕ってやばいじゃんっ!
理樹(このままだと僕が先にどうにかなりそうだっ、早く終わらせよう)
スパァンッ
鈴「ーーっ!?」
鈴は言葉にならない声をあげた
鈴「り、理樹ぃ・・・あたし、もう変になりそうだ・・・」
あと一発、あと一発お尻を叩いたら鈴はどうなってしまうのだろうか
僕は最後の一発を振りかぶって・・・!
残念だったな、ここまでだ。フハハハハ(∵)
507:名無しさんだよもん
08/10/26 01:30:49 AX3FMr4G0
なにぃΣ(∵)
508:名無しさんだよもん
08/10/26 01:43:48 MpCfkGBj0
鬼め(TT)
509:名無しさんだよもん
08/10/26 02:28:47 t3wY+nqH0
おにちくめ(∵)
510:名無しさんだよもん
08/10/26 18:03:32 gDHF7Zs30
なんだこの本スレみたいな流れ・・・
キムチ悪い・・・
511:名無しさんだよもん
08/10/26 18:49:42 a6/b6GTbO
それ以外に表現方法が無いんだよきっと
512:名無しさんだよもん
08/10/26 18:56:03 aSO817FQO
まあ本スレの連中だしな