リトバス妄想スレPart10at LEAFリトバス妄想スレPart10 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト300:4/4 08/09/28 03:07:14 qdRMKkmK0 鈴は学校の方向に走り去り、それが最後の二人きりで過ごした時間になった。 次の日、どんな顔をして鈴に会ったものかと思っていたけれど、鈴は何事もなかったようにケロッとしていた。 僕はそれに甘えて、何事もなかったように過ごしてしまった。 謝ろうとは思った。けどその次の日は日直を理由に鈴と話すことを避けてしまった。 次の週は次の試合を理由に、次の月は寮長の仕事を理由に、やがて受験勉強に追われ、 かけがえのない時間は僕を置いて駆け抜けていってしまった。 □■□ 高校の近くにアパートを借りて、近所の大学に通って二年目の初夏。 夜中だというのに蒸し暑い部屋で、僕は手紙を書いている。 リトルバスターズの皆とは、それぞれちょくちょく会っているけど、恭介とは………いや、鈴とはまだ一度も会えていない。 みんなから聞く分には元気でやってるらしいけれど、鈴と直接会うような気持ちにはなれないでいた。 何を話せばいいのか。どんな表情をすればいいのか。 いつからか僕は、鈴に宛てた手紙を書くようになった。言い訳と、思いつく限りの謝罪と、近況をまとめた手紙。 何度か出そうと思ったけれど、封筒に入れたまま宛名を書けないでいる手紙たち。 時々思い立っては、そのたびに初めから書き直して、机の隅に重なっていく手紙達。 「はあ……」 今日もまた、その山に新たな一葉を加えたところで視界の片隅に望遠鏡が入った。 恭介から貰った、あの望遠鏡。押入れに入れられずに部屋の片隅に置いてある望遠鏡。 何故かはわからないけど、その望遠鏡を手にとって、そのまま外に出た。 少しは力も付いたらしく、あの頃よりは手軽に望遠鏡を担ぐ事が出来た。 空いている左手で携帯を開いて画面を覗き込む。午前1:52分。ついでに片手で操作して天気予報も調べてみる。 どうやら、雨は降らないらしい。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch