08/08/29 16:12:11 0/aYEIOg0
つづき↓
「はぁはぁ、タカく~ん!…先に帰っちゃうなんてひどいよ~ダ~イブ!…きゃっ!こ、こっちこそ…」
「河野さんに胸をあてて、河野さんに胸をあてて、河野さんに胸をあてて、河野さんに胸あててるのよっ!!…ごめんなさい…う、うん…」
「あぁ…うぅぅ…えっ?…あ、うん…ま、待って!…あ、あの、う、うちのお母さんが、その、お父さんの出張に…」
「こ、今晩泊まりに…河野さんの家に、その、と、とと、ととと、泊まりに、行っても、いいかしら?…ダメ、なの?…」
「可愛い年下の幼なじみのお願いなのに?…そんなことどうでもいいわ!私は河野さんの家に泊まりたいのっ!!」
「…河野さん、お願い!…えっ?…河野さんのいくじなし…」
「ステキね、幼なじみ…またやりたいわ、月一くらいで…それはやめて下さい…」
第二話【雄二の下克上】
「でね、この水族館がすごいの!…世界で一番たくさんクラゲを飼育している水族館なの!」
「その数21種類!クラゲの展示室、通称クラネタリウムには、20にも及ぶ水槽が、私達を幻想的なクラゲの世界、クラゲワールドに導いてくれるわ!」
「世界で初めて人工繁殖に成功した、スナイロクラゲが見られるのよ!…ね?ステキでしょ?…でしょでしょ?…どうしたの?…」
「そうなの!河野さんも楽しみでしょ?クラゲ定食に、クラゲかまぼこ、クラゲコーヒーゼリー、クラゲあんみつ」
「あ~ん!お土産にクラゲ入りまんじゅう、クラゲ入りようかん、クラゲ入りカステラ焼きまであるわ!一日じゃ食べきれなさそうね!」
「河野さんはどれが楽しみ?クラゲって、可愛い上にとっても美味しいなんて、イイ子たちよね!」
「…えっ?…興味ないの?こんなに美味しい子たちなのに、遠慮なんて、そんな、河野さんって…えっ、えっえっ、うえっ、うぇ~ん…」
「あ、はい…まーりゃん先輩ですから…何が大変なのかしら?…いつもの姉弟ゲンカね…うふふ、うふふ、うふふ…」
「うふっ、本当にこんなところがくすぐったいのね、えいっ!…うふ、河野さんかわいい!…えいっ!…うふふふふ…」
「えへっ、じゃあ、こっちは?えいっ!…えいっ!えいっ!ええいっ!…えいっ!えいっ!えいっ!…えいっ!えいっ!…えいっ!!」