08/03/25 07:24:03 sazrxoNE0
ベースラインは>>302>>304でおっしゃるとおりですね。
でもこのベースラインはあくまで機能和声で理由をつけるための補佐と考えてはいかがでしょう。
いきなりソ#からファ#に下降したとしても、メロディが強力なので十分通用しますよ。
>AメロからBメロでは、シ、ラ#、ソ#、ファ#、ミ#(ファ)この運びがディアトニックに
>収まりつつ、さらにソ#、ファ#、ミ#で横のラインとしてMTL2(>>122)も形成している。
上の引用はメロディラインでの話です。歌詞の「みつめてる、こどもたちは」のうち、
め=シ、て=ラ#、る=ソ#、こ=ファ#、ど=ミ#=ファ
これのソ#、ファ#、ミ#が全音と半音の組み合わせでMTL2の横のラインになっている
という話。(ラ#がラのナチュラルであれば5音連続でMTL2なのですが。)
その次の「(こ)どもたちは」はミ#をファと考えて、ファファファミ♭ファなので、
ミ♭を下方に連結させても、ソ#、ファ#、ファ、ミ♭で全音、半音、全音が
成り立ちますから、同じくMTL2と捉えることだできます。
でも「あるく」でド、レ♭、ミ♭が出てくるので、ここまで来るともうMTL2上ではなく、
bb-minor上のディアトニックスケールになります。
シ♭、ド、レ♭、ミ♭、ファ、ソ♭(=ファ#)、ラ♭(=ソ#)、シ♭
対して、Aメロではg#-minorですから、
ソ#、ラ#、シ、ド#、レ#、ミ、ファ#、ソ#
ですが、Aメロでは(3度重ねられたサブの声は除いて)ミの音が一切出てきません。
そこでBメロのはじめの音でファ(=ミ#)が出てくるので、これをスケールとして書くと
ソ#、ラ#、シ、ド#、レ#、ミ#、ファ#、ソ#
というように、G#-Dorianになります。
でもベースラインや他の伴奏楽器ではもろにミのナチュラルが出てくるので、
全体の響きは決してG#-Dorianではなくあくまでg#-minorです。
そこでこの二つのスケールを結びつける方法として、間に全音と半音からなるメロディ
(ソ#、ファ#、ミ#)を挿入することによって、あのかっこいい転調が自然につながっている、
と解釈できます。