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中国の漢王朝の創始者劉邦の正妻に呂后(りょうこう)という女性がおりました。
呂后は劉邦の「糟糖の妻」でございます。貧しい農民であった劉邦のもとに嫁ぎ、
ともに手をたずさえて立身出世を果たし、遂には漢という中国を天下統一した王朝を
築きあげたのでございました。
が劉邦は「英雄色を好む」稀代の好色漢で何人もの側室を抱えました。
劉邦の死んだ後、呂后のいままで耐えていた怒りに火がつきました。
側室全員を殺害しましたが、その殺し方は尋常ではありませんでした。
たとえば劉邦の一番の寵愛を受けていた戚(せき)夫人。
呂后はまず家来に彼女の両手両足を切断するように命じました。
続いて両目をくり抜き両耳を焼き落として口をきけないようにした上で、
便所に放り込みました。
呂后はそれを「人豚」と呼んで王朝の家来たちに戚夫人の息が絶えるまで、
三日三晩便器の上から糞尿をかけることを命じたのでございます。
歴史のなかには実に恐しい女性が存在していたものでございますが、
このことを女性に話されましても「あら、あたり前じゃありません。」
と平然とされるのがオチでございます。
女性の本根では「女の一生」を台無しにしたカタキにその程度の
「復讐」をすることなど朝メシ前、との意識が共有されているからでございます。
「女性」とは「復讐」のためにはどんな残酷な手段も選ばない人種でございます。